素浪人の生存報告

親戚宅にて朝食、昼用のお弁当を頂き、更に途中まで自転車で道案内して頂き、出発。大変お世話になりました。お遍路が終わってお金に余裕があったら何か贈らなくては。

自転車漕ぐのはこんなに疲れるっけ？と思うくらい体が鈍りに鈍っている。35kmくらいでもうバテバテになった。去年5月の旅に出たばかりの頃より体力が無い気がする。筋肉が落ちているせいか、尻もすぐに痛くなった。参った。
40km漕いでから昼食を取り、気を取り直して再開…したら尻の痛みが増している。いてえー。まともに座れん。自転車の漕げない俺など、ただのニートや。


まあそれでもなんとか漕いだ。不思議なことに、30km台が疲労のピークで、その後は何となく行けてしまった。弁当食べたけんか。
90km漕ぎ、現在小倉港のフェリーターミナルにてこのブログを書いとる。


追伸
北九州市の道路行政は糞。突然自動車専用道が出てきて何度も迂回させられた。迂回路もまともにない地点もあった。ま、たいていの日本の都市は自転車のことを考えた設計になってないけどね…

今日４ヶ月ぶりに自転車に乗ったらふらふらした。脚もすぐに疲れた。荷物付けてないのに。
明日北九州まで80ｋｍ。ボロボロになるやろな。転んだりひかれたりしないようにきぃつけよ。

天神地下街のオルゴール。20年前と変わらぬ姿に感激。嬉しか〜。
今日は音を聴けなかったが、多分バッハの曲だと思う。物心ついてから、バッハの曲を耳にするとこのオルゴールを思い出し、心安らいどったけん。音楽と情景は結び付き、頭に残り続ける。


親戚のお兄さんに店ば案内してもらいまくり、お遍路用の靴とリュックば確保。合わせて2万円に収まった。まぁ靴は途中で壊れるっちゃろうけど。なんせ88ヶ所歩き通すと、約1400kmになるというからね。


ところで、福岡の繁華街ば歩いとー女性達はむちゃくちゃお洒落っちゃ。お洒落じゃなきゃ街に出ちゃいけない感じ。地方中枢都市としてはダントツお洒落やろ。ブログに「お洒落」が3回出てきたのは初めてだ。流石芸能人輩出しまくっとー県の首都や。凄か。気後れした。外人が「日本人お洒落過ぎる」っていうの解る。

wwoofホストさんから、お遍路中の栄養補給の為の食品を頂き、那覇から福岡へ飛んだ。あっという間の名護での13日間だった。今まで人生の中で最も速く過ぎ去った2週間だった。速過ぎて憂鬱だ。いつまでの寿命かわからんけど、死ぬまでもあっという間だろうな。


福岡の親戚宅へ三度目の訪問。血縁とはありがたいものです。
手ぶらではなんなので、泡盛をお土産に。喜んでもらえたので良かった。
明日はリュックと靴を買いに思い出の繁華街、天神へ出る。

どうもあたいはマンゴーアレルギーらしい。マンゴー畑で作業したら、じんましんが出て痒くなった。もしもマンゴーを食べたら大変なことに…！？


いよいよ明日は４ヶ月振りに日本に戻りまする。1年の3分の1を沖縄で過ごしてしまった。贅沢だ。

福岡でリュックやウォーキングシューズ等のお遍路道具を買ってから、自転車で北九州へ行き、そこからフェリーで松山へ渡る。
久しぶりの自転車旅だ。少し緊張。