素浪人の生存報告

家族に羽田空港まで送ってもらって那覇へ飛ぶ。

蝦夷を一番近い海外とするならば、琉球は二番目。どちらも大和民族の植民地だ。
特に、琉球は国際政治も絡み、未だに日米(力関係から言えば「米日」)から蹂躙されつづけている。あっけらかんと旅行を楽しむのは、ちと後ろめたい。


那覇空港の滑走路に着陸した飛行機からターミナルビルへの移動はバスだった。流石は格安航空会社スカイマーク。
たが、おかげで早く沖縄の空気に触れることが出来た。飛行機から降りると、風がぬるい。冷たさがない。
これが南国か…オラわくわくしてきたぞ！チャリンコ旅で、気持ちが寒さに負けていたオラには、暖かい地方は天国に思える。

空港から宿へ向かうバスから見た街並には、あまり地域性を感じられなくて残念だったが、スーパーに入ったら、ドーナツやら島豆腐やらそばやら、沖縄の食べ物が並んでいて楽しかった。

明日は服を買わなあかん。半袖と薄いズボンが必要だ。

キャッチボールですぐに肩が疲れ、ノックを受ければ打球勘を忘れてエラーだらけ、打っては10スイング程度で疲れ、極め付けに右膝に続いて左膝のちょうけいじんたいえんが再発症で動けなくなった。もう駄目だ…
守備の衰えはこたえた。衰えを実感するということは悲しいな。かつては"華麗"と言われたこともあったのに。今日は「二年前の本多君なら捕れたね」と言われた。はー、そのとおりです…

久し振りに会ったチームメイトも、太ってたり、子供の年齢が上がってたりで、今日は時間の流れを感じたな。儚い。

埼玉に帰ったら、下痢と嘔吐で倒れた。ノロウィルス？

お昼にとんこつラーメン屋に連れていってもらった。関東では嗅げない、強烈なとんこつの匂い。でも、食べるとそんなに強烈な味という訳でもないんだな～、これが。

明日は熊本空港までバスで行って、飛行機で羽田へ。熊本空港から羽田まで5800円で飛べる。
そして12日に羽田から那覇へ飛び、沖縄滞在。沖縄での予定は何も決まっていない。出来れば３月終わりまでアルバイトしたいんだけど。

　午前中は快調に50km走った。まだ脚に疲れも来ていない。いいぞいいぞ、と思ったら、12時から道が悪くなって一気にペースが落ちた。30分で5kmしか進まねえ。
　峠道に入ったら、もっとペースが落ちた。やっぱり60km走った後の上りは脚にこたえた。
　一時期に比べると、体力落ちたかなぁ。気力も。一日に何リットルも汗をかいていた夏の頃の方が元気だった。何となく秋冬は元気出らんね。秋冬の九州の景色は全然良くないしな…。杉だらけで紅葉がない。今年は紅葉を見られんかった。

　峠を越え、走り辛い福岡市の郊外を抜け、市内に入り、再び大叔父さん(私の母の叔父)宅へ。達成感のかけらもないばってん、九州一周終了〜(旅に出る前から予想していたことだが、多分日本一周終了しても達成感は覚えないだろう。性格的に)。

　大叔父さん宅には、大叔父さんの娘さん(私の母の従妹であり、私の従叔母)夫婦と、その娘2人(大叔父さんの孫であり、私の母の従姪であり、私の再従妹)と息子(大叔…親戚・親族の呼び名早見表→リンク)が来て賑やか。親戚が近くにおるとよかねえ。
　私がおかわりのご飯をつぎよる時、再従妹に「よかしこついで下さい」と言われた。「よかしこ」とは博多弁で「好きなだけ」という意味らしい。にゅーわーど。