素浪人の生存報告

　宇久島サイクリング。話に聞いていた通り、海がすごく綺麗。こげん透き通った海ば見るとは初めてたい。海の前に立ってボケーっとした。


　こっちは草原。牛の糞が転がっとった。

　とまあ、ブラブラっとして、夕方に隣の小値賀(おぢか)島へ。

　今後の日程について考えてみると、余裕がないことに気付いた。
　12/7にまた飛行機で東京に戻って、今度は12/12に東京から那覇まで飛ぶ。これはもう航空券を買ってあるので絶対。ということは、12/6までに九州一周を終わらせなければならない。あと17日間で、長崎〜阿久根〜知覧〜鹿児島〜屋久島〜大隈半島〜日南海岸〜宮崎〜大分〜博多と回り切れるか。大抵の日本一周チャリダーならば全く問題にならないだろうが、へたれちゃりだーのんびり派の僕ちゃんには、駆け足コースだ。
　緊急事態なので、五島列島を全く満喫しないで明日出ることにした。往復のフェリー代1万かかるのに…。何やってんだ。

　10時台のフェリーに乗るべく、フェリー乗り場に行ったら、16日から月末までの間ダイヤが変わっていて、17時発になってた。OH…暇になったわ。
　体が冷えるから、佐世保観光は出来ない。どこか屋内でじっとするべし。しかも、金は一銭も使いたくない。
　という訳で図書館へ直行。本を読んで暇潰し。

　17時のフェリーに乗って、五島列島の北端、宇久島に着いたのは20時20分。３時間揺られたせいか、胃がむかつく（殆ど揺れてないが、私はかなり船に弱い)。
　母の高校の同級生Hさんの親戚の民宿に泊まる。晩ご飯は魚尽くしじゃあ。魚好きの私には嬉しいのだが、風邪で味覚が鈍っているのが惜しかった。

　フェリーで五島(ごとう)列島へ渡るべく佐世保へ。
　朝食をたらふく食べて栄養をとったおかげか、鼻水が透明になった。改善の兆候。

　ここまで、「自転車で走りづらい県ランキング」の1位は埼玉だったが、長崎県の都市部もかなり走りづらい。道が狭くて坂が多い。おまけに九州のドライバーはクズ揃い。これについてはおいおい詳しく書こう。

　お変わりございません。鼻水ぅ。
　
島原武家屋敷街の水。昔は生活用水だったらしい。細長い。


今日も山が綺麗。


なんとか60km漕いで、長崎空港のある大村市についた。ジャスコで生姜とハチミツを買い、ホテルでそれらを湯に溶かして飲んだ。風邪よなおれ！！

　熊本からフェリーに乗って島原へ。平日なのに、じいさんばあさんを中心に結構乗客がいた。よかことです。フェリー路線は減る一方だけんねえ。皆で乗って存続させんと。個人的にも、船に乗るのは「旅！」という感じがして好きなのだ。


どっちかわからんけど普賢岳。雲仙・普賢 という名前はずいぶん前から知ってたけど、どうやら雲仙は地名で、普賢は山の名前のようだ。と今日わかった。


　島原は風が強くて熊本より寒い。おいらの風邪は変わらず…ビジネスホテルへ。金かかるなぁ。