68日目 7/21 薬研温泉~恐山~金谷沢(全部むつ市内)
- 2010/08/12 (Thu)
- 旅 II 蝦夷地〜東北太平洋 |
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恐山へ。名前どおり恐ろしい・・・坂道が。晴れて暑いし、汗を滴らせながら自転車を押して登る。ああ、本州の山は恐ろしい。絶対に、もう山には進んで入らねえ。これで最後だ。
辿り着きましたる恐山。小さな盆地という感じで、噂どおり暑い。
川から温泉が湧いているようで、石が黄ばみ、川の水が鮮やかな水色(?)に濁っている。霊場っぽい雰囲気だ。
河口に橋が架かっており、「三途の川」と石に刻んである。
観光タクシーのおっちゃんに、三途の川を渡って良いのか聞いてみると、「渡って戻ってくれば大丈夫。死にたければ戻ってこなければ良い」と言われた。
ひいぃ。まだ死にたくないので、渡ってすぐに戻った。
今回は珍しく写真を沢山撮ったので、写真で雰囲気を感じてくんしゃい。
この湖も山も寺も、全てひっくるめて「恐山」という霊場となっており、死んだ人は皆ここへ来るそうだ。鮮やかな色の湖と、荒涼とした火山岩の道と、大量のお供え物と、死者を弔う人々・・・。ここでしか見られない景色だろうなあ。
で、「恐山大祭」とは、死者がどさっと来るお祭りらしい。炎天下のイタコ小屋に行列が出来ていた。私も福岡の祖母を呼び出して欲しかったが、あまりにも暑いので並ばなかった。
恐山を後にし・・・ようとしたら、また坂道が酷い。酷すぎる。北海道の峠なんて、本州のに比べると鼻くその様なものなのだな。私は井の中の蛙だった。
峠の下りで時速61km出た。新記録!坂の角度を物語っておりますなぁ。
下り切ると、意外にもニュータウンが待っていた。新しそうな一戸建てが並び、中央資本の店もある。こんな僻地にニュータウン。むつ市に一体どの様な産業があるのだろう。
何にせよ、スーパーがあり助かった。昼休憩!
休憩後、ぶらぶらしてから温泉で汗を流し、中心市街地のスーパーで夕飯の買い出し。
スーパーから出ると、外は暗くなっていた。まだ今晩の寝床が決まっていない。
無人駅を求めて南下政策を開始。5kmくらい走って着いた駅は、待合い室に扉が無い。こげなとこはいかん。虫だらけやろ。
疲れている上に日は沈み、寝床がまだ決まっていないという、心労パターンだ。旅の初日もそうだったな。
心細いまま先へ進んで次の駅に着くと、今度はきちんと扉があって個室になる待合い室だ。されど、窓が全開で小せえ虫が沢山いやがる。こぎゃんとこで眠れる訳がなか。却下!夏は無人駅を寝床として計算出来んことがわかった。虫が嫌いだ!
駅の近くに公民館のようなものと個人商店があるが、「田舎に泊まろう」みたいに飛び込む度胸が私にはまだない。
少し道を戻り、狭いバス待合所に入った。脚は伸ばせないし行き交う車の音がうるさいが、虫はいない。ま、一度はやってみたかったバス停泊だ。
辿り着きましたる恐山。小さな盆地という感じで、噂どおり暑い。
川から温泉が湧いているようで、石が黄ばみ、川の水が鮮やかな水色(?)に濁っている。霊場っぽい雰囲気だ。
河口に橋が架かっており、「三途の川」と石に刻んである。
観光タクシーのおっちゃんに、三途の川を渡って良いのか聞いてみると、「渡って戻ってくれば大丈夫。死にたければ戻ってこなければ良い」と言われた。
ひいぃ。まだ死にたくないので、渡ってすぐに戻った。
今回は珍しく写真を沢山撮ったので、写真で雰囲気を感じてくんしゃい。
この湖も山も寺も、全てひっくるめて「恐山」という霊場となっており、死んだ人は皆ここへ来るそうだ。鮮やかな色の湖と、荒涼とした火山岩の道と、大量のお供え物と、死者を弔う人々・・・。ここでしか見られない景色だろうなあ。
で、「恐山大祭」とは、死者がどさっと来るお祭りらしい。炎天下のイタコ小屋に行列が出来ていた。私も福岡の祖母を呼び出して欲しかったが、あまりにも暑いので並ばなかった。
恐山を後にし・・・ようとしたら、また坂道が酷い。酷すぎる。北海道の峠なんて、本州のに比べると鼻くその様なものなのだな。私は井の中の蛙だった。
峠の下りで時速61km出た。新記録!坂の角度を物語っておりますなぁ。
下り切ると、意外にもニュータウンが待っていた。新しそうな一戸建てが並び、中央資本の店もある。こんな僻地にニュータウン。むつ市に一体どの様な産業があるのだろう。
何にせよ、スーパーがあり助かった。昼休憩!
休憩後、ぶらぶらしてから温泉で汗を流し、中心市街地のスーパーで夕飯の買い出し。
スーパーから出ると、外は暗くなっていた。まだ今晩の寝床が決まっていない。
無人駅を求めて南下政策を開始。5kmくらい走って着いた駅は、待合い室に扉が無い。こげなとこはいかん。虫だらけやろ。
疲れている上に日は沈み、寝床がまだ決まっていないという、心労パターンだ。旅の初日もそうだったな。
心細いまま先へ進んで次の駅に着くと、今度はきちんと扉があって個室になる待合い室だ。されど、窓が全開で小せえ虫が沢山いやがる。こぎゃんとこで眠れる訳がなか。却下!夏は無人駅を寝床として計算出来んことがわかった。虫が嫌いだ!
駅の近くに公民館のようなものと個人商店があるが、「田舎に泊まろう」みたいに飛び込む度胸が私にはまだない。
少し道を戻り、狭いバス待合所に入った。脚は伸ばせないし行き交う車の音がうるさいが、虫はいない。ま、一度はやってみたかったバス停泊だ。
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