カテゴリー「旅 II 蝦夷地〜東北太平洋」の記事一覧
- 2024.11.23
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- 2010.07.02
42日目 6/25 羽幌町~稚内市
- 2010.07.02
生きてます
- 2010.06.28
41日目 6/24 留萌市~羽幌町
- 2010.06.26
40日目 6/23 美瑛町~留萌市
- 2010.06.25
先に報告
42日目 6/25 羽幌町~稚内市
5時起き。海鳥センターに迷惑をかけない時間に出ねばならない。テントを畳んで荷物をまとめて朝ご飯に昨日買ったパンを食べていたら腹を壊したのでトイレへ駆け込んだらまた腹を壊した。一昨日の晩と機能の朝で豆乳1リットルとヨーグルト500gを採ったのが原因のような気がする。今後気を付けよう。
トイレから出ると、Iさんが別の自転車旅人と話している。彼は千葉県から来た、やはり無職組で、日本一周の終盤らしい。すでに西日本、沖縄、東北日本海側は終わって、今は北海道を時計回りに回っているそうだ。沖縄以降は全て野宿だそうな。かなりの強者だ。
千葉君と話している間にIさんは出発した。やがて私も出発。旅人にはそれぞれのペースがある。時には人と足並みを揃えるのも良いが、一人旅の基本は一人。
何にもない海沿いを稚内方面へ北上する。家も工場もない。やがて電線も消える。原野だかなんだかしらんけど、草っぱらと海しか見えなくて極北感があるぞ。この景色、日本ではここでしか見られまい。だが…チャリンコにはいささか長い道だ。バイクなら最高だろうな。
今日は稚内の40kmくらい手前の鉄道駅で寝ようかと思っていたが、頑張って稚内まで行くことにした。
元々、稚内では富良野のライダーハウスで一緒になった人に教えてもらった「漁師の店」という一泊二食2000円の宿(というより泊まれる食堂・海産物販売所)でウニ丼を食べて眠ろうと思っていたが、今朝腹を壊したのでそこは諦めた。が、チャリンコを漕いでいる途中、Iさんから「僕は漁師の宿予約したから頑張って稚内まで行く」と昼間に電話があった。んじゃ、とりあえず、わしもIさんに挨拶しに、漁師の店まで行こうぞ。
という訳で、136kmという自己新記録が出た。結局、目の前のウニ丼の魅力とおかみさんの「腹壊しついでにもっかい壊しちゃいなよ」という言葉に負けて、漁師の店で泊まることにした。そして、食堂で食べおわった食器を洗っているIさんに「Iさん!追い付きましたよ!」と声をかけた。
私もウニ丼を食べ(苦みは全く無かったが、もうちょい甘いとよかったな~。まだ早かったかな)、宿の親父さん(漁師)の車に乗せてもらって、Iさんと同宿の方と温泉に行き(温泉から出る時に今朝会った千葉出身日本一周チャリダーとまた会った)、記念撮影をしにIさんと野寒布岬(漁師の店の目と鼻の先)へ行った(かっこが多くてすみません)。
岬は強風が吹いていた。夕闇をゆっくり楽しめる雰囲気ではないが、Iさんと記念撮影をした。すると!千葉君が来た!三人のカメラをそれぞれ10秒のセルフタイマーに設定し、再度記念撮影。強風の中ではしゃぎながらポーズを取った。青春を感じた。
トイレから出ると、Iさんが別の自転車旅人と話している。彼は千葉県から来た、やはり無職組で、日本一周の終盤らしい。すでに西日本、沖縄、東北日本海側は終わって、今は北海道を時計回りに回っているそうだ。沖縄以降は全て野宿だそうな。かなりの強者だ。
千葉君と話している間にIさんは出発した。やがて私も出発。旅人にはそれぞれのペースがある。時には人と足並みを揃えるのも良いが、一人旅の基本は一人。
何にもない海沿いを稚内方面へ北上する。家も工場もない。やがて電線も消える。原野だかなんだかしらんけど、草っぱらと海しか見えなくて極北感があるぞ。この景色、日本ではここでしか見られまい。だが…チャリンコにはいささか長い道だ。バイクなら最高だろうな。
今日は稚内の40kmくらい手前の鉄道駅で寝ようかと思っていたが、頑張って稚内まで行くことにした。
元々、稚内では富良野のライダーハウスで一緒になった人に教えてもらった「漁師の店」という一泊二食2000円の宿(というより泊まれる食堂・海産物販売所)でウニ丼を食べて眠ろうと思っていたが、今朝腹を壊したのでそこは諦めた。が、チャリンコを漕いでいる途中、Iさんから「僕は漁師の宿予約したから頑張って稚内まで行く」と昼間に電話があった。んじゃ、とりあえず、わしもIさんに挨拶しに、漁師の店まで行こうぞ。
という訳で、136kmという自己新記録が出た。結局、目の前のウニ丼の魅力とおかみさんの「腹壊しついでにもっかい壊しちゃいなよ」という言葉に負けて、漁師の店で泊まることにした。そして、食堂で食べおわった食器を洗っているIさんに「Iさん!追い付きましたよ!」と声をかけた。
私もウニ丼を食べ(苦みは全く無かったが、もうちょい甘いとよかったな~。まだ早かったかな)、宿の親父さん(漁師)の車に乗せてもらって、Iさんと同宿の方と温泉に行き(温泉から出る時に今朝会った千葉出身日本一周チャリダーとまた会った)、記念撮影をしにIさんと野寒布岬(漁師の店の目と鼻の先)へ行った(かっこが多くてすみません)。
岬は強風が吹いていた。夕闇をゆっくり楽しめる雰囲気ではないが、Iさんと記念撮影をした。すると!千葉君が来た!三人のカメラをそれぞれ10秒のセルフタイマーに設定し、再度記念撮影。強風の中ではしゃぎながらポーズを取った。青春を感じた。
41日目 6/24 留萌市~羽幌町
前夜はどしゃ降りだった。そして今日は予報では雨は降らない。うまく雨を逃れて旅が出来ている。運が良い。
午前中、自転車屋さんにタイヤ交換をしてもらうことにした。タイヤ中にひびが入っていたのだ。私の自転車は、市場に殆ど出回らないサイズのタイヤを履くので、どうやら倉庫に眠っていた古いタイヤに当たってしまったらしい。8500円もかかった。工賃が高いのか?痛い。しかも良くないタイヤらしい。しかしサイズの合うタイヤが、それしかないようだ(しかもぴったり合った訳ではない)。主流から外れた乗り物を買うと、こういう欠点がある。
昼に同宿の千葉ライダーKさん(有職者)と兵庫チャリンコIさん(無職・28才)と、安い寿司屋に行き680円で握り「中」を食べたが、シャリの酢が濃すぎて値段なりの味だった。
そして14:30頃Iさんと共に出発。Iさんは兵庫からここまでは自転車で来た。この後は稚内の宗谷岬まで行ってから、内陸を下り、小樽からフェリーでかえるそうだ。宗谷岬までは私と同じルートだ。ペースが合えばご一緒に、という感じだ。
海沿いを行く。今朝の時点では、100km先の遠別という所まで行く予定だった。が、出発が遅れたことを差し引いても、逆風が強くて100kmは無理だ。Iさんと同じく、留萌から50kmくらい先の羽幌町の道の駅を目標にすることにした。
逆風な上に景色はつまらないし、ただただ不愉快だ。こういう疲れるだけの道が、ままある。なかなか嬉し楽しとはいかない。
Iさんと55kmくらい走り、羽幌町に着いた。スーパーで買い物をし、道の駅へ。道の駅に隣接する北海道海鳥センターという建物の入り口に二人でテントを張った(17時閉館)。軒下なので万が一雨が降っても安心だ。
21時前くらい、テントの中にいると、外で女の子二人の話し声がする。
「でも自転車あるよ、どうしよう…」
と聞こえた所でIさんと外に出た。
Iさん「はい?」
女の子「新聞を届けに来たんです」
私「すみません、ただの旅人です、怪しい者ではありません」(んなとこにテント張ってたら明らかに怪しい)
私「こわがらせて本当にすみませんでした」
女の子「いいですよ、そんな」
女の子「どこから来たんですか?」
Iさん「僕は兵庫です」
女の子「先生と同じだ~!しゃべり方が同じだ」
私「僕は埼玉」
女の子「しんちゃんと同じだ~」(クレヨンしんちゃんのことかな?)
素直ないい子たちだった。こういった若者と話すと気分が良いね(私もまだ若者だが)。世の中のくそ憎たらしいじじばば達に会わせてやりたいわ。
彼女らは見たところ中三か高一だったが、夜に女の子に新聞配達をさせるとは…安全な町ということか。
午前中、自転車屋さんにタイヤ交換をしてもらうことにした。タイヤ中にひびが入っていたのだ。私の自転車は、市場に殆ど出回らないサイズのタイヤを履くので、どうやら倉庫に眠っていた古いタイヤに当たってしまったらしい。8500円もかかった。工賃が高いのか?痛い。しかも良くないタイヤらしい。しかしサイズの合うタイヤが、それしかないようだ(しかもぴったり合った訳ではない)。主流から外れた乗り物を買うと、こういう欠点がある。
昼に同宿の千葉ライダーKさん(有職者)と兵庫チャリンコIさん(無職・28才)と、安い寿司屋に行き680円で握り「中」を食べたが、シャリの酢が濃すぎて値段なりの味だった。
そして14:30頃Iさんと共に出発。Iさんは兵庫からここまでは自転車で来た。この後は稚内の宗谷岬まで行ってから、内陸を下り、小樽からフェリーでかえるそうだ。宗谷岬までは私と同じルートだ。ペースが合えばご一緒に、という感じだ。
海沿いを行く。今朝の時点では、100km先の遠別という所まで行く予定だった。が、出発が遅れたことを差し引いても、逆風が強くて100kmは無理だ。Iさんと同じく、留萌から50kmくらい先の羽幌町の道の駅を目標にすることにした。
逆風な上に景色はつまらないし、ただただ不愉快だ。こういう疲れるだけの道が、ままある。なかなか嬉し楽しとはいかない。
Iさんと55kmくらい走り、羽幌町に着いた。スーパーで買い物をし、道の駅へ。道の駅に隣接する北海道海鳥センターという建物の入り口に二人でテントを張った(17時閉館)。軒下なので万が一雨が降っても安心だ。
21時前くらい、テントの中にいると、外で女の子二人の話し声がする。
「でも自転車あるよ、どうしよう…」
と聞こえた所でIさんと外に出た。
Iさん「はい?」
女の子「新聞を届けに来たんです」
私「すみません、ただの旅人です、怪しい者ではありません」(んなとこにテント張ってたら明らかに怪しい)
私「こわがらせて本当にすみませんでした」
女の子「いいですよ、そんな」
女の子「どこから来たんですか?」
Iさん「僕は兵庫です」
女の子「先生と同じだ~!しゃべり方が同じだ」
私「僕は埼玉」
女の子「しんちゃんと同じだ~」(クレヨンしんちゃんのことかな?)
素直ないい子たちだった。こういった若者と話すと気分が良いね(私もまだ若者だが)。世の中のくそ憎たらしいじじばば達に会わせてやりたいわ。
彼女らは見たところ中三か高一だったが、夜に女の子に新聞配達をさせるとは…安全な町ということか。
40日目 6/23 美瑛町~留萌市
美瑛を出る。とうとう北海道らしい湿気の少ない天気になった。美瑛4日目にして十勝岳が最もよく見えるが、曇りで全貌までは拝めない。また今度だ!
今日はとりあえず100キロ先の留萌市の無料ライダーハウスを目標とし、届かなかったら無人駅。途中、景勝地のない移動日だ。
美瑛から旭川を抜け、海側へ進む。途中、少し坂もあったが、足が進む。平均時速20kmを超えた。
特に何もなく、初の100km超えをして留萌市に着いた。無料ライダーハウス「みつばちハウスARF」に入ると、2人先客がいた。千葉から来たライダーと、兵庫から来たチャリンコさんで、2人とも今日が4泊目だそうな。
銭湯に行き、スーパーで夜・朝ご飯を買った。晩は豆腐と鳥肉ともやしとトンカツとヨーグルトと豆乳を食べた。
今日はとりあえず100キロ先の留萌市の無料ライダーハウスを目標とし、届かなかったら無人駅。途中、景勝地のない移動日だ。
美瑛から旭川を抜け、海側へ進む。途中、少し坂もあったが、足が進む。平均時速20kmを超えた。
特に何もなく、初の100km超えをして留萌市に着いた。無料ライダーハウス「みつばちハウスARF」に入ると、2人先客がいた。千葉から来たライダーと、兵庫から来たチャリンコさんで、2人とも今日が4泊目だそうな。
銭湯に行き、スーパーで夜・朝ご飯を買った。晩は豆腐と鳥肉ともやしとトンカツとヨーグルトと豆乳を食べた。
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