93日目 9/9 信濃町〜上越〜富山県入善町
- 2010/09/09 (Thu)
- 旅 III 北陸〜山陰 |
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雨は止んだ。9時頃出発。
野尻湖から上越市へ向かって20キロくらい下り。勾配は大したことないが、まあ気分は良い。楽だ。
新潟の日本海側に対して陰鬱な印象しかなく、好きでないので、泊まりたくない。一気に富山県を目指してみる。
上越市から糸魚川市まで、海沿いにサイクリングロードがあるので、そこを目指して走っていたら、モルモン教徒につかまった。
モ「神についてどう思いますか?」
私『僕は神を信じていません』
「旅をして自然を見ていると、何か絶対的な存在を感じませんか?」
『感じますね』
「それが神だと思いませんか?」
『いえ、僕は地球を神だと思っている感じなので…』
「神が地球を作られたからきっとそう感じるのです」
『(苦笑)』
「神について話を聞いてみませんか?」
『いえ、僕は無神論者なので』
「よかったら連絡先を教えてもらえませんか?」
『いえ、キリスト教は好きじゃないので』
何度こちらが断っても、自分の宗教をゴリ押ししてくる。アメリカ的な強引さを感じた。日本人の宣教師だったけど。
上越市の海からサイクリングロードでとても快適に糸魚川まで行く。ふむ、台風一過で晴れてくれたので、たまには新潟の日本海側も悪くないと思える。えー、素直に言いますと、良かった。でも、もし明日も見たら、きっと飽きる。
糸魚川に着いた14時半の時点で走行距離82キロ。この先は難所・親不知が待っている。空にはどんよりと雲が広がってしまった。雨中の親不知は避けたいので早目に行くしかない。
「ここは親不知です」という看板もなかったので、覚悟が足らないままトンネルの連続する地獄に足を踏み入れてしまった。北海道のアホトンネルよりも車道が広く、北海道よりも糞ばかトラック死ねは少ないものの、トンネルの本数が多い。しかもトンネル内でも道がくねくね曲がっていて先が見えない。
必死になって漕いでいるのと緊張とで、汗がだらだら出る。背中まで汗でびっしょりになる。ここは現代もチャリダーにとっては難所だ。
狭くて見通しの悪いトンネルで、後ろから来たボケナストラックにクラクション鳴らされた。私に鳴らしたのか、対向車に注意の意味で鳴らしたのかは定かではないが、腹が立ったので中指を突き立てておいた。クズ野郎!道端にゴミ捨ててんのも、どうせてめーらだろ。
親不知はそげな難所だった訳だが、ここは昔の旅人達に敬意を表して、「鬼畜道」認定はしない。昔は崖下の海の真ん前を、旅人達は命を賭して渡っていたのだ。 昔と今とでは、「難所」という言葉の持つ重みが違う。
カストラック達の波状攻撃をかわし、無事6年振りに富山県に入り、当てにしていたキャンプ場は当たり、さてテントを張る前にお風呂だ。
温泉旅館の手前で、地元のおじいさんに、念のために日帰り入浴出来るか聞いてみた。「駄目だぁ。何年か前に潰れた」
ふぐう。風呂に入るまでは眠れん。この辺には銭湯もないらしい。だが、おじいさんが車で案内してくれるとのこと!なんて親切なんだろう。「ついて来られ」だって。越中弁もゲットだぜ。
しかし次の施設も休館日だった。汗を流さないまま、キャンプ場に戻る訳には行かない。
おじいさんが更に次の銭湯まで連れて行ってくれた。本当に親切だ。別れ際、「気を付けてな」と笑顔で言ってくれた。私を案内するのが面倒臭かったというような素振りは全くない、本当の笑顔だった。
さっきのキャンプ場から10キロも離れてしまったので、暗い中、次のキャンプ場まで行った。使用料タダで、冷たい湧き水まである、神がかったキャンプ場だ。
走行距離135キロ
野尻湖から上越市へ向かって20キロくらい下り。勾配は大したことないが、まあ気分は良い。楽だ。
新潟の日本海側に対して陰鬱な印象しかなく、好きでないので、泊まりたくない。一気に富山県を目指してみる。
上越市から糸魚川市まで、海沿いにサイクリングロードがあるので、そこを目指して走っていたら、モルモン教徒につかまった。
モ「神についてどう思いますか?」
私『僕は神を信じていません』
「旅をして自然を見ていると、何か絶対的な存在を感じませんか?」
『感じますね』
「それが神だと思いませんか?」
『いえ、僕は地球を神だと思っている感じなので…』
「神が地球を作られたからきっとそう感じるのです」
『(苦笑)』
「神について話を聞いてみませんか?」
『いえ、僕は無神論者なので』
「よかったら連絡先を教えてもらえませんか?」
『いえ、キリスト教は好きじゃないので』
何度こちらが断っても、自分の宗教をゴリ押ししてくる。アメリカ的な強引さを感じた。日本人の宣教師だったけど。
上越市の海からサイクリングロードでとても快適に糸魚川まで行く。ふむ、台風一過で晴れてくれたので、たまには新潟の日本海側も悪くないと思える。えー、素直に言いますと、良かった。でも、もし明日も見たら、きっと飽きる。
糸魚川に着いた14時半の時点で走行距離82キロ。この先は難所・親不知が待っている。空にはどんよりと雲が広がってしまった。雨中の親不知は避けたいので早目に行くしかない。
「ここは親不知です」という看板もなかったので、覚悟が足らないままトンネルの連続する地獄に足を踏み入れてしまった。北海道のアホトンネルよりも車道が広く、北海道よりも糞ばかトラック死ねは少ないものの、トンネルの本数が多い。しかもトンネル内でも道がくねくね曲がっていて先が見えない。
必死になって漕いでいるのと緊張とで、汗がだらだら出る。背中まで汗でびっしょりになる。ここは現代もチャリダーにとっては難所だ。
狭くて見通しの悪いトンネルで、後ろから来たボケナストラックにクラクション鳴らされた。私に鳴らしたのか、対向車に注意の意味で鳴らしたのかは定かではないが、腹が立ったので中指を突き立てておいた。クズ野郎!道端にゴミ捨ててんのも、どうせてめーらだろ。
親不知はそげな難所だった訳だが、ここは昔の旅人達に敬意を表して、「鬼畜道」認定はしない。昔は崖下の海の真ん前を、旅人達は命を賭して渡っていたのだ。 昔と今とでは、「難所」という言葉の持つ重みが違う。
カストラック達の波状攻撃をかわし、無事6年振りに富山県に入り、当てにしていたキャンプ場は当たり、さてテントを張る前にお風呂だ。
温泉旅館の手前で、地元のおじいさんに、念のために日帰り入浴出来るか聞いてみた。「駄目だぁ。何年か前に潰れた」
ふぐう。風呂に入るまでは眠れん。この辺には銭湯もないらしい。だが、おじいさんが車で案内してくれるとのこと!なんて親切なんだろう。「ついて来られ」だって。越中弁もゲットだぜ。
しかし次の施設も休館日だった。汗を流さないまま、キャンプ場に戻る訳には行かない。
おじいさんが更に次の銭湯まで連れて行ってくれた。本当に親切だ。別れ際、「気を付けてな」と笑顔で言ってくれた。私を案内するのが面倒臭かったというような素振りは全くない、本当の笑顔だった。
さっきのキャンプ場から10キロも離れてしまったので、暗い中、次のキャンプ場まで行った。使用料タダで、冷たい湧き水まである、神がかったキャンプ場だ。
走行距離135キロ
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無題
福島弁
方言偏差値があがりそうなサイトを見つけたよ♪
ヒマな時見て~
↓↓
http://alltamura.tv/fukushimaben.html
mupo
んだちゃ。こんぬづわ〜言わっちゃ。
>さくまさん
すごか数ば載っとっとね〜。
郡山では、聞かれない単語の多いのう。郡山では方言は絶滅寸前ぽいね。