これが埼玉育ちから見た福島県だ!
◆人口
知らん。200万もいないんじゃねーの
◆首都
何故か県内で最も北に位置する福島市が首都。
県のど真ん中にあり、交通・経済の要衝でもある郡山市にすれば良いのに
◆県としては失敗作
福島県は3つの地域に分かれている。過半数の日本国民が知っているであろう「会津」、会津から山を挟んで東側・盆地の「中通り」、中通りから山を挟んで東側・太平洋に面した「浜通り」。
この3つの地域の間に交流がない。会津は独自の文化を誇り、中通りでは福島市と郡山市がいがみ合い、浜通りの中心都市いわきは関東方面に御執心。県職員の口から「県としてのまとまりがない」という言葉が出る。
◆商売は新潟に負けてる
福島県の米はとてもうまい。水も良い。だから酒も美味い。
しかしそれらのブランド力は、新潟県の物には到底及ばず。商売下手なお国柄なんだろうね。
◆方言だばい
語尾。会津「だべした」、いわき「だっぺ」、福島市「だっぺした」郡山はなんと…「ばい」!
何故郡山で九州と同じ「ばい」使われるのかというと、郡山とその周辺は開拓地であり、かつて久留米藩(現福岡県久留米市)からまとまった人数が入植してきた為、九州の方言「ばい」が郡山にも伝わった…らしい。
でも福岡の「ばい」とはやや用法が異なる。以下例文
郡山A「明日休みだばい?」
郡山B「んだばい」
郡山A「あんたの言った通り、大穴でサニーブライアン来たよ!!買っときゃいがった〜!」
郡山B「だっぱ〜い!?だから言ったばい!!」←感情が昂ぶると「ばい」が「ぱい」に変化するとよ
で、本場福岡の用法はというと…郡山の「ばい」に侵されて、わからんごたなってしまったばい。
この項目で随分字数を使ってしまったども、それだけ「ばい」は衝撃的だったのでおじゃる。
◆陰湿な開拓地
郡山の人から聞いた話だが、出る杭は打たれるのが郡山の土地柄らしい。
開拓地だから、新参者が入りやすい雰囲気はあるのだが、いざ新参者が頭角を現すと、既存の勢力によって潰されるという慣例があるそうな。福島県内で、郡山地方にだけ大きな建設業がないのは、そのせいらしい。成長した新規業者は全て潰されたのだと。
ついでに、郡山は周りの町から嫌われている。福島市民からは敵視され、いわき市民からは憎悪され、須賀川市民からは蔑視されている。隣町と仲が悪いってのは何処にでもあることだけど、郡山みたいに四面楚歌なのは見たことがない。でもまあ仕方ないね(爆)
◆東北の中では一番東京に近い
このことが、福島県のキャラクター付けを難しくしているような。会津は別格とするとして、全体的に田舎具合も気候も中途半端だから、観光地として発展させるのは難しい。
しかし、定年後の第二の人生を送る場所としては非常に良いと思う。関東以西の様にクソ暑くないし、北東北や信州ほど寒くないし、物価は安いし、食べ物は旨いし。
ただ、仕事が少なく、あったとしても給料が安いので、若者の移民を呼び込むのは難しいな。
◆会津の三泣き
余所者が会津に入ると、まずは会津っぽの閉鎖性に泣き、慣れれば人情に泣き、最後は会津を離れるのが悲しくて泣くという。
私郡山の下宿先のおばちゃんも、会津っぽは義理堅くて良い人が多いと言っていた。「坊ちゃん」の山嵐も会津っぽだ。
◆もちろん関東人よりピュアさ!
一部の郡山市民を除き、福島県民には、首都圏的なすれた感じは全くない。いやらしい謙遜もしないし、誉められれば素直に喜ぶ。
私は埼玉から福島県に一時移住して、良い人が多いなあ…と思った。打算がないのが良い。素朴というのかな。
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