火力発電の能力は余ってるらしい
[ロンドン 15日 ロイター] 東日本大震災に伴う原発事故を受けて、国際エネルギー機関(IEA)は15日、日本は原子力発電の不足分を補うだけの十分な石油火力発電による余剰能力を有している、との見解を示した。
IEAは月次報告書で「実際には、液化天然ガス(LNG)および石炭も使用することで需要に対応できる可能性が高いが、LNG、石炭の両セクターにおいては余剰発電能力がより限定的であるようだ」と指摘している。
IEAの推計によると、日本は2009年に石油火力発電能力の30%しか使用しておらず、平均で日量36万バレルの原油・燃料油を使用し、100テラワット時余りの電力を生産した。
IEAはまた「60テラワット時の不足分すべてを石油火力発電で補った場合、石油消費量は年間ベースで日量約20万バレル増加する見通し」としている。
ただし、被災地に石油が全く行き届いていない「今の現状」では、その余剰した能力を活用できないということか。
被災地に石油が回ったら、京都議定書を気にせずに眠れる火力を開放するしかないだろうな。そうしながら、代替の発電方法を考えていくと。多分、もう新たに原発は作れない雰囲気だろうからな。
でも日本人は、節電の意識をこの先もずっと持ち続けた方が良いっぺな。
昨日、節電中の夜の東京の映像を見て、ベルリンを思い出した。ドイツの首都であり最大の都市でもあるベルリンの夜の明るさは、節電中の東京と同じくらいだった。初めてベルリンを訪れた時は「何これ!?暗い!怖い!」と思ったのだが、今は、日本の都会が無駄に明るいのだと感じる。
今回の震災には、色々と価値観を変えられている。
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