5/14の日記
- 2011/05/18 (Wed)
- 旅VI お四国お遍路 |
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朝はちょっとした山登りと下りでいきなり疲れた。
しかし下りで、以前他の寺で会った女性お遍路さん性と再会し、立ち話。その中で、私が「民宿によう泊まっちゅうがですが、ほんまは節約しながら行かんといかんのです」と言ったら、「私は幸い仕事に恵まれているので…」と財布から1万円を出して下さった。この方は、仕事で1ヶ月の休暇をもらい、区切り打ちに来ていらっしゃるらしい。
サラっと1万円を出せるなんてかっこいい…。私もこんな風になりたい。
1万円は額が大きすぎるので断ったが、「いいです」「どうぞどうぞ」状態になったので、使うつもりはないが頂戴した。どうしようかなこれ…被災地義援金?
明日は高知城下で、江戸時代より続く日曜市がある。これには何年も前から行きたいと思っていた。ところが現在地は高知市の35kmくらい手前なので、とても歩きでは間に合わない。という訳で、今日中に汽車で高知市に入ることにした。明日は観光の日にして高知を楽しみ、明後日また汽車で現在地まで戻って来よう。
土佐くろしお鉄道に乗り高知へ。駅に券売機がないので、車内で整理券を取って後で払う。バスと一緒やね。車両も一両しかない。
車内で運賃精算の係員の女性が前から歩いてきたが、彼女が丁度私の前に来た時に、彼女の担当区間の終わりの駅に着き、彼女は汽車から降りてしまった。
で、高知駅に着き、精算所へ行き、係の人へ切符を渡そうとして、彼の顔を見ると…なんと札幌の大学の同級生Y君だった。大分顔が丸くなっていたが、名札に目を落とすと、やはりY君。彼は大学を卒業して四国の大学院に入ったということは知っていたが、まさかJR四国に勤めていたとは…。
丁度彼の本日のお勤めも終わりだったので、色々話した。
彼は今日はたまたま諸事情により出社が遅れた為に、この時間(5時)まで働いていたらしい。しかも、普段精算所にはあまり出ないらしいが、今日は出ていた、と。私も、車内で精算が出来ていたら駅の精算所には行かなかった。
偶然が重なり合った…という表現ではしっくりこない。出会う人々とは、出会うべくして出会っている。人生に「ああしていれば、こうしていれば、ああだったら、こうだったら…」という「たられば」は沢山で、一見いくつもの路があるように思えるけど、結局一本の路しか歩けない訳だからねえ。なるようになっている。そう考えると、この出会いも偶然ではない。
Y君にはその後、色々とお接待頂いた。鰹の叩きとウツボの叩きおいしかった〜。ごちそうサマンサ・タバサ。
しかし下りで、以前他の寺で会った女性お遍路さん性と再会し、立ち話。その中で、私が「民宿によう泊まっちゅうがですが、ほんまは節約しながら行かんといかんのです」と言ったら、「私は幸い仕事に恵まれているので…」と財布から1万円を出して下さった。この方は、仕事で1ヶ月の休暇をもらい、区切り打ちに来ていらっしゃるらしい。
サラっと1万円を出せるなんてかっこいい…。私もこんな風になりたい。
1万円は額が大きすぎるので断ったが、「いいです」「どうぞどうぞ」状態になったので、使うつもりはないが頂戴した。どうしようかなこれ…被災地義援金?
明日は高知城下で、江戸時代より続く日曜市がある。これには何年も前から行きたいと思っていた。ところが現在地は高知市の35kmくらい手前なので、とても歩きでは間に合わない。という訳で、今日中に汽車で高知市に入ることにした。明日は観光の日にして高知を楽しみ、明後日また汽車で現在地まで戻って来よう。
土佐くろしお鉄道に乗り高知へ。駅に券売機がないので、車内で整理券を取って後で払う。バスと一緒やね。車両も一両しかない。
車内で運賃精算の係員の女性が前から歩いてきたが、彼女が丁度私の前に来た時に、彼女の担当区間の終わりの駅に着き、彼女は汽車から降りてしまった。
で、高知駅に着き、精算所へ行き、係の人へ切符を渡そうとして、彼の顔を見ると…なんと札幌の大学の同級生Y君だった。大分顔が丸くなっていたが、名札に目を落とすと、やはりY君。彼は大学を卒業して四国の大学院に入ったということは知っていたが、まさかJR四国に勤めていたとは…。
丁度彼の本日のお勤めも終わりだったので、色々話した。
彼は今日はたまたま諸事情により出社が遅れた為に、この時間(5時)まで働いていたらしい。しかも、普段精算所にはあまり出ないらしいが、今日は出ていた、と。私も、車内で精算が出来ていたら駅の精算所には行かなかった。
偶然が重なり合った…という表現ではしっくりこない。出会う人々とは、出会うべくして出会っている。人生に「ああしていれば、こうしていれば、ああだったら、こうだったら…」という「たられば」は沢山で、一見いくつもの路があるように思えるけど、結局一本の路しか歩けない訳だからねえ。なるようになっている。そう考えると、この出会いも偶然ではない。
Y君にはその後、色々とお接待頂いた。鰹の叩きとウツボの叩きおいしかった〜。ごちそうサマンサ・タバサ。
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この記事へのコメント
おつかれさまぁ~(*^_^*)♪
ちゃんと、水分とるんだよ!
こっちも今日は暑くて、3階が辛くなってきた。。。
窓は開けてるけど、開ける前にちょっと躊躇うね。
ここは放射線以外は、フツーなんだけどね。
また、コメント入れるからね~♪
がんばりや~(^O^)/
ありがとう
本多君,あれからどの辺りまで進んだだろうか。ブログには数日前のことが書かれてあるから,リアルタイムな動きが解せないのが良かったり悪かったり。14日の出来事については,小生も貴殿と同様に捉えている。やはり偶然ではなく,出会うべくして出会ったのではないかと。仮にこれが異性同士なら,馴れ初めとしては打って付けだろう。小生の諸事情や,女性車掌の乗務区間はもとより,約9年前の初対面から既に我等は運命付けられていたのだと信じて止まない。いささか大袈裟かもしれないが。
さてあの日,小生は実に多様な立場で貴殿と関わった。①高知駅ではJR四国の一社員として,②はりまや橋や五台山などでは四国観光検定の一合格者として,③四国の遍路や地誌に関する会話中は日本・人文・徳島各地理学会の一会員として,④居酒屋では貴殿(つまり弘法大師)にお接待する四国の一市民として,⑤そして何よりも貴殿の一友人としてだ。然るに小生は貴殿に対し,果たしてきちんと「おもてなし」が出来ていただろうか。振り返れば,己の不平不満ばかりを発言し,己の満足だけで終わってしまったように思う。小生は貴殿から大いに激励してもらった。しかし本来なら,小生がそれ以上に,貴殿を元気づけたり,力づけたりすることに徹しなくてはならなかった。それが叶わなかったことを,未熟で浅薄だったと後悔している。滅多に起こり得ない機会だからこそ尚更に。
貴殿と再会を果たし,楽しい一時を過ごすことができて心から嬉しかった。もし道すがら困ったことがあれば遠慮なく連絡を入れて欲しい。貴殿が四国に居るうちは,いつでも助けに行ける(ただし当然ながら仕事中を除く。小生が暇人という意味ではない。悪しからず)。また特に困っていなくても,例えば「四万十川上流の風景を眺めたいが,遍路道から外れるので車を出して欲しい」と要望あれば応じるし,何でも構わない。少しでも力になりたいから。
貴殿にはまだ伝えたいことが山ほどあるけれども,先述の過ちを繰り返したくないので,この辺りで我慢したいと思う。最後に,貴殿との再会に感謝し,また貴殿の旅行の安全と成就を祈念しつつ結びにかえたいと思う。
ポポポポポーン♪
郡山と比べたら、こっちは大分暑いっちゃろーねー。
けんど海のそばは、風が吹きゆうき、日陰に入れば涼しいがよ。
応援ありがとう。そちらこそおおごとなのに。
>伊本さん
あの後、南国市の知り合いのお宅に3連泊させて頂き、朝青龍寺まで打たせてもらったがよ。で、実は今は他の知り合いのお宅、高知市内におるんよ。やどらせてもらってばかりじゃけど(笑)
伊本さんには、それはもう十分なおもてなしを頂いたよ。流石はお接待発祥地・阿波の人よ。
四万十川上流の景色は是非見たいね、沈下橋とか。遠慮なく、ありがたくご厚意に甘え、お接待頂きたく存じ上げるぜよ。また連絡するぜよ。