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素浪人の生存報告

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121日目 日吉津村〜米子市

 自信過剰だった。昨日寝る前よりも今朝の方が疲れている。久しぶりのテント泊で風の音が気になって眠れなかったし、足の疲れが取れていない。クソだりぃぜ。早速、今日は自転車をこがないことに決めた。

 米子駅までは仕方なく自転車で行き、そこからはバスで足立美術館へ。昨年島根県一人旅をした時に買った「ぐるっと出雲路ご縁PASS」〜足立美術館、松江フォーゲルパーク、由志園、島根県立美術館、出雲歴史博物館の入場券と、その他観光施設の割引等が付いて2900円という、なまらめっちゃばりがばいでぇりゃなからいぎなりちかっぱお得なパスポート、但し使用期限は一年間〜 の足立美術館入場券が残っていたのだ(足立美術館は普通に入ると2000円)。殆ど足立美術館目当てで買ったのに、去年は行けなかった。有効期限は今月20日までなので、今日足立美術館に入って、何とか無駄にしないで済んだぜ。

 

 横山大観の絵が沢山ある美術館なのだが、目当てはこの庭園。どの角度から見ても綺麗だ。計算し尽くされている、お見事。後ろの山の借景がかっこいい。借景なんて、初めて見たような気がする。



 後ろの滝は人工らしい。しゅごーい
 

 惜しむらくは、私が眠くてぼんやりしていたこと。もっとしゃっきりしている時に見たら感動も増しただろう。


 野宿なんざやってられるか!ということで、米子駅前の3000円のホテルを取った。ついでに今日は散財の日ということにして、昼は回転ずしを食べ、夜もまともな個人店で和定食を食べた。節約なんてぇもんはクソ食らえだ。けっ!
 と言いつつ、金を使い過ぎて胸が傷んでいる貧乏性なのだが、明日も境港で回転ずし食うぞ。境港は漁港としてかなり有名なんだ。魚を食わねえ手はねえ。魚を食うなら、回転ずしが最も費用対効果がたけえ。


 そうそう、足立美術館は金沢の21世紀美術館に引き続き、客がうるさかった。美術館でおしゃべりするなんて、信じられない。他人の鑑賞の邪魔だろ。民度低いね…。
 思うに、テレビで取り上げられた有名なものに飛びつく人達は58%くらいの確率でマナーが悪い(おばさんに限っては100%)。歯に衣きせずに言う…ではなく、爪にマニキュアせずに書くならば、糞ったればかりだ。地獄に落ちやがれ。
 あと、21世紀美術館でも足立美術館でも、五月蝿い声は大抵西の方言なのだな。関東育ちの私には、西の方言の細かい判別がつかない。よって、「これだから関西人は…」という結論になる。

 ついでに。足立美術館の館内からベンチに座って外の庭園を眺められる一角があったのだが、そこに若い女共が庭園を見るでもなく四人分の席を陣取っていた。お年寄りが疲れを癒すというのならわかるが…。だらしない上に気がきかない糞女共め!一生売れ残れ!
 世の男はああいう女共に甘い顔しちゃいかん。あ、でも今は草食全盛だから、あんまり馬鹿女を甘やかす男もいないのか。いいこった。

120日目 鳥取市〜日吉津村

 ネットカフェに泊まったのだが、やはり漫画を読んで夜ふかししてもうた。寝不足。おまけに昨夜からの頭痛が続いていた。
 が、走り始めたら全部吹っ飛んだ。インドアだとこうはいかない。やっぱり運動は良い。

 日本一の田舎・山陰と思ってなめていたが、国道9号はひっきりなしに車が通る幹線だった。…というか、これ以外に道路がないんだな。
 ついでにずっとアップダウンだった。これもなめてた。日本には平らな道がない。

 フル装備で走るのは10日振りくらいなので、やや危なっかしい面もあったが、上出来の100km走行。斜度が2度くらいの登り坂で時速30km出たのは自分でも意外だった。俺はいつの間にこんなに力がつたんだろう。


 倉吉市の町屋。石州瓦が鮮やか。
 

 しかしどこに行ってもそうなのだが、古くてきれいな建物はほんの一部しかない。日本の街はつまらんのだ。では何処なら面白いかって?プラハ!




 まあ街はつまらんけど、自然は綺麗なところもそこそこある。そこそこね。今日は夕日に照らされる大山が神々しかった。

119日目 戦列に復帰

 鳥取に戻った。
 昨日福知山(京都)のカプセルホテルに泊まったら快適すぎて、今日起きたのが11時50分。ふごご…。本当は6時の列車で出発して、鳥取に10時に着く予定だったのに、13時の列車で出発して鳥取に着いたのは18時。列車の本数が少ねえ・・・

 先週、鳥取を出る前日の夜に初めて入った餃子の王将に、今夜も行った。安くて量が多いし火が通りたてで結構うまい。野菜もとれる。餃子の王将信者になりそうだ。
 今日は餃子倶楽部(会計から5%引き、誕生日月1000円割引券プレゼントという特典がある)に入るためにスタンプカード(500円前に1つ、スタンプ20で餃子倶楽部入会)を提示したら、店員のおっちゃん(たぶん京都か大阪出身)が「サービス。もうすぐ期限だから」(餃子倶楽部会員募集は11/30まで)と、6つも多く押してくれた。ぬおーー!うれしい!さすが関西人!機械的な関東のチェーン店員ではこんなサービス考えられん!!
 こういうことしてもらえると、忠実な顧客になるよね。流石におっちゃんはわかっていらっしゃる。
 チェーン店の店員さんと会話をするなんて、実に珍しい体験をした。関西では普通なんかな?

車の運転

車の運転には地域性があります。

■八戸ナンバーは最低最悪最狂
多分日本で一番下手糞且つ不親切。自分の前方しか見ていない。「道を譲る」という概念がない。
スーパーの駐車場では、八戸ナンバーの程度の低さがよく表れる。周りの車への配慮は皆無!唯我独尊。

■青森及び北海道の観光バス運転手に対する虐殺事件が起きたら犯人は私です
路側帯を走る自転車のぎりぎりを通る。避ける余裕があるくせに、わざわざ意地悪してくる。殺す!

■岩手ナンバーに癒される
多分岩手ナンバーが日本で一番マナーが良い。譲るし飛ばさない。歩行者・自転車に優しい。バスの運転も優しい。
のきなみ運転が雑な北日本において、何故岩手だけがずば抜けてマナーが良いのだろう。これは謎。
そういうえば、ケンミンショーで「お人よし県民ナンバーワン」に選ばれてたな。

■轢かれたければ福島県へ
歩行者に対する思いやりのなさは、八戸に匹敵するものがある。そもそも、彼らの頭の中には「歩行者」という概念がない。「止まれ」や、駐車場の出口からスピードを落とさず歩道まで突っ込んで来るので、私も轢かれかけた。
こちらとしては、横断歩道を渡るのにものすごく神経を使うから疲れる。本来自動車の方が歩行者に気を遣うべきなんだけど、車社会では逆なんだよね。

■せっかちな首都圏
高速道路で地方の車を煽りまくるのは首都圏ナンバーの仕事です。車間があいていたら詰める!走行車線から追い越し車線の車をまくる!そのせいで、首都圏ナンバーの車は郡山で道を譲ってもらえない(実話)。
ただし、東京の下道を走る車は運転がかなり上手いしマナーも良い。交通量が多く、歩行者も多く、道がごちゃごちゃしているので、運転が鍛えられるのだろう。

■田舎は軒並み危険
東北・北海道・信州・北陸の全てに共通して、右折や車線への合流のタイミングが狂ってる。
前方50mから対向車が時速60kmくらいで来ているのに、平然と右折して対向車にブレーキを踏ませる。周りの車にブレーキを踏ませる運転が得意。

■停止線を越えたがる福井ナンバー
停止線を越えて信号待ちする車がゴロゴロいる。意味分からん。
運転は八戸の次に下手糞。小学生がゴーカート運転してるみたい。

蝦夷旅写真

写真をアップロードできていなかった頃の写真を今頃載せます。北海道一周2500kmは長かった。

蝦夷に渡る前、津軽富士・岩木山。


青函トンネルをくぐり蝦夷へ上陸。結局蝦夷一周中に一番天気が良かったのはこの日だった。


ニセコ


そして私の約束の地、美瑛。



稚内へ向かう、日本海オロロンライン。バイクなら気持ち良いんだろうけど、私には退屈だった。ちなみにここはスピード取締マニアの北海道警察が取り締まっていない道路。お目こぼしってやつですな。



これはエサヌカ線という道路。退屈な上に風が強く、ただただ苦痛だった。


68才!日本縦断マラソン中のご健脚おじいさん。この方との出会いは刺激になった。年をとってもこうありたいな。


夕暮れ時になると毎日曇っていた6・7月の蝦夷にあって貴重な日没の眺め。


蝦夷一周、いや日本一周のハイライト…?最強のソフトクリーム「興部アイス」。地球を代表するソフトクリームであることは間違いない。これと同じ原料を使ったアイスが通販でも売られいるが、現地で食わねえと真髄は味わえんだろう。何故ならば、現地では朝とりたての牛乳で作ってくれるからだ。あーうめがった。ほんとうにうめがった。絶対にまた食べに行くぜ。

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本多
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職業:
素浪人
自己紹介:
旅烏になり申す。

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