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素浪人の生存報告

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66 日目 7/19 函館のKさん実家に滞在3

 これまた函館周辺限定のコンビニ、「ハセガワストア」のやきとり弁当。


 ここもセイコーマートもそうだが、下手なスーパーよりも食品が安かったり、野菜や生活用品が普通のコンビニよりも充実していたりするので、コンビニというよりも「小さなスーパー」という感じだ。北海道を旅するチャリダーのオアシスとなっている。
 で、このやきとり弁当もコンビニの味ではなかった。「秘伝のかくし味 はこだてワイン」が効いているのか、美味かった。


 お昼を食べた後、KさんJさんK君は札幌へと戻って行った(Fさんは昨日の夕方に帰った)。私は一人、他人様のおうちで漫画を読んだりしてくつろがせて頂いた。
 お義兄さんもお姉さんも、北海道人らしくおおらかで、「接待役」と「客人」間の気兼ねがない感じが凄く良い(私があつかましいだけか?)。お義兄さんなど、お会いした初日から「よしたか!」と呼び捨てにしてくれた。


 焼き肉と発泡酒を頂き、テレビで「はじめてのおつかい」を観て寝た。

65 日目 7/18 函館のKさん実家に滞在2

 朝、Kさんとひさーしぶりのキャッチボールをした。やっぱり、旅に出る前よりも足腰が強くなっていることを確認できた。肩は強くなっていなかった。

 キャッチボール後、留萌のクソジジイに騙されて買ったクソタイヤから、帯広の自転車屋で仕入れた正しいタイヤに交換するのをFさんに手伝って貰った。というか、ほぼFさんに交換して頂いた様なもの。だって僕は何も出来ないもん。
 後輪を車体から初めて外したが、意外と簡単に外せるのね。でも、リムからタイヤを外すのが大変だった(Fさんが)。無理矢理サイズの合わないタイヤをはめられていたので、固い。Fさん曰く、普通はもっと簡単に外せるらしい。リムとタイヤの間に差し込んで、タイヤを外す為の道具(→これ)が折れそうだった。
 大変苦労して(Fさんが)タイヤを外したら、リムの内部で既にタイヤは裂けていた・・・。もうちょっと走っていたらパンクしていたかもな。更に、タイヤの何かが溶けてチューブを汚していた。留萌の自転車屋、次に会った時は殺す。
 もし私一人でタイヤ交換をしようとしていたら、確実に途中で投げ出して泣いていたな。Fさんには本当に助けられた。


 昼飯を食べに、KさんFさんJさんK君と函館のご当地ファーストフード「ラッキーピエロ」に繰り出した。
ラッキーピエロ
 このお店、ハンバーガーだけでなく、カレーライスやオムライス、ピザなんかも出している。ファーストフードというより、ファミレスかな?注文してから飯が出てくるのがそんなに早い訳でもないし。
 私はチャイニーズチキンバーガーとラッキーバーガー(モスバーガーみてーなの)をマヨネーズ抜きで食べた。Kさんが注文したカレーも一口頂いた。ふむ、マクド、ロッテリア、ガスト、デニーズなんかよりは確実にうまい。モスに匹敵するかな?ファーストフード・ファミレスとしてはなかなか味の良い店だと思う。


 その後、Kさんが函館の実家用のDVDレコーダー(地デジチューナー代わり)を買う為に家電屋へ。
 私はipadを目当てに。というのも、ブログの更新を楽にする為に、ipadかスマートフォンかネットブックのどれを買おうか迷っているという話をKさんとJさんにすると、ipadを薦められたのだ。
 が、ケーズにもヤマダにも置いてない。ヤマダのソフトバンクショップの店員さんにipadは何処で買えるのかと聞くと、「北海道では札幌と旭川でしか売ってねーぜ」と言われた。なんてこった、そりゃびっくり。当然、私が次に行く青森県でも売っていないだろう。
 Kさん宅に戻ってからipadの販売店をインターネットで調べてみると、今後の私の移動ルート上で函館から最も近い店は、盛岡のケーズだった。


 んで、インターネットで明日の函館から大間へのフェリーを予約しようしたら満席だった。あれま!まぁ想定内だけどね。旅人は、前もって帰りの交通手段の予約なんかしないんですよ。
 お義兄さんから、「お前一人を食わせるぐらいの稼ぎはあるぞ」と言われ、明日も泊めて頂くことになった。ありがたや~。


 夕飯にイカのごろ(イカの内臓)を頂いて、おいしかった~。さすが函館。イカうまい。



お仕事4人組と旅人。

64 日目 7/17 函館のKさん実家に滞在

さあ〜、今日は元祖Kさんの実家に泊めて頂く日です。

湯川温泉で、道案内をしに迎えに来てくれていたKさんと一ヶ月ちょいぶりの再会。ご実家までの道を教えて頂き、れっつらごー。
Kさんのご実家は完膚なきまでの海沿いである(日本語おかしい)。まごうことなき漁師町である。亡くなったKさんのお父さんは、漁師さんだったのである。

Kさん宅でお母さんにご挨拶し、早速くつろがせて頂く。
今日は競馬場に行く予定だが、Kさんと共に札幌から来たKさんの仕事仲間お二人JさんK君(私と同い年。このブログに登場する四人目のイニシャルK)が寝ているので、待機。昨日の深夜に札幌を車で出発して、明け方函館に着いたらしい。皆さんお仕事がありますからね。お疲れ様です。Kさんは私に道案内するために、1時間しか寝ていないそうで、申し訳ないです。

それにしても、静内の女Kさん夫婦宅といい、千歳のURA君ちといい、こちらのKさんのご実家といい、北海道のおうちは広い。私の実家は四人暮らしでぎゅうぎゅうだす。



Kさんとバーベキュー道具を買いに出掛け(今晩はバーベキュー)、帰りに美味しいモカソフトクリームをおごって頂き、ご実家に戻り、起きたKさんの仕事仲間お二人さんと四人で函館競馬へ。



改装したてで、とても綺麗な函館競馬場。私は大学生の時の札幌競馬以来、人生二度目の競馬観戦だ。
きょうは久し振りにまともな青空が見え、競馬場の芝生席にじっとしていると、結構暑い。日差しも強く、サングラスが必要だ。北海道旅の最後に晴れた。

競馬は100円ずつ単勝でかけて楽しんだ。一度だけ1200円くらいついて、最終的には−150円だった。
予想など全く出来ないので、いい加減に賭けていたが、思いの外興奮しますなぁ。ださいたまに戻ったら、最近競馬に凝っている妹連れて浦和競馬に行ってみよう。


バーベキューは、競馬組4人、Kさんのお母さん、お姉さん、お義兄さん、姪っ子甥っ子、JさんK君の元仕事仲間で現在は函館に住んでいるFさんと、総勢10名で賑やかに。
家の敷地内で、10名でバーベキュー出来るなんて、首都圏うさぎ小屋育ちからしてみれば「欧米か!」って感じだ。羨ましかー。

肉ばたらふく食べた後は、お母さん、寝てしまったお義兄さん以外で居酒屋へ。Kさんと「夏の終わりのハーモニー」をハモった。

就寝は3時半過ぎたっけな。とても楽しい一日だった。

63日目 7/16 八雲町〜函館市

霧雨のやうな小雨が降り申しておったども、すぐ止んだ。しかし、相変わらず晴れませぬな。

パン屋さんがあったので、たまにはセイコーマートの100円食パン以外のまともな物を食べようと入ってみた。されど、店内には昨日の売れ残りらしきパンしかない。田舎のパン屋はトロいな(8時台)
しかたなくカレーパンを買って、これだけでは足りないので先のセイコーマートへ。結局こうなる運命なんだ。

セイコーマートで買い物をして出ると、カラスがビニールに入ったパンを加えている。ビクッ!まさかねえ。わしはバッグに入れておったのだぞ。
…完全にしめていなかったバッグの隙間から盗ったらしい。一体どうやって嗅ぎつけるんだ?凄いな。腹が立つより感心したよ。俺の負けだ。
でも、なけなしの百円が・・・


そのまんま、何となく走って、新日本三景の大沼に着いた。確かに綺麗なのだ。…晴れさえすれば。
実はここに来るのは三度目だが、一度も晴れたことがない。本当は駒ヶ岳という名峰が拝めるはずなんだ。名峰と沼がセットで三景のはずなんだ。晴れさえすればぁ…ば…ばばわぁ!

一応観光センターみでえなとごに行っでみだら、中国人だらけだった。洞爺湖もそうだったが、いわゆる観光地には、殆ど中国人しかいねえぜよ。

高校の修学旅行の時に食った「大沼だんご」が旨かったので、今回も買ってみた。今日の昼飯はこれだぜ。うまいぜ!あんこも醤油も、北海道らしからぬ上品な味付けで、バクバクいけて、とってもおいしいです。


大沼を後にし、函館へ。ただひたすら国道を行きます。退屈です。お腹も減ります。
それでもなんとか到着。今日はライムライトというライダーハウスへ。大勢泊まっておられるご様子。函館は、旅人の出入口ですからなあ。
チャリダーさんもいてはりますよ。なんと、浦和のロイヤルパインズホテルで働いていらっしゃったという方。うちから自転車で10分かかるかどうかってとこですよ。ほんと、世の中埼玉関係者だらけですね。


今日も温泉に入り、夕飯は定食屋さんでたらふく頂きました。

62日目 7/15 壮瞥町〜八雲町

17日は元祖Kさんの函館の実家に泊まらせて頂くのだが、明日には函館に入ってしまえそうな、順調なペースだ。

昨日の天気予報では、朝9時まで洞爺湖では雨が降るはずだったのだが、降った様子はない。
そして、壮瞥町を出発して隣の豊浦町に入ったら本降りになった。しどい。
道の駅で雨宿りして、再出発。ここからが地獄だった。

アップダウンと、歩道のないトンネルの連続。勿論トラックがばんばん来る。トンネル内の車道を走るのは、自転車で旅していて最も憂鬱な時間だ。
車の列が途切れたのを見計らってトンネルに入り、必死で漕ぐ。焦燥と恐怖。後方のエンジン音を警戒し、いつも以上に聴覚が敏感になる。
どんなチャリダーも、トンネルは本当に嫌だと言う。まったく、トンネルを走るのは苦痛でしかない。

豊浦町は、トンネルが連続する最悪の町だった。トンネル内が登り坂だったり、鬼だ!
あの日高地方の霧とトラックとアップダウンの「比類無き最悪の道」に匹敵するものがある。

最後のクソトンネルを抜けて低い峠を下っている時、若いチャリダーとすれ違った。かわいそうに、彼はこれから地獄の道だ。
はあ、こっちは地獄が終わり(心底嫌だった)、海沿いの寂しい道を行き、長万部(おしゃまんべ)駅舎のベンチで食パンを食らった。


当初は長万部で泊まろうと思っていたものの、結局35km先の八雲町まで行き、なかなか良い温泉に入った後、無人駅で寝た。


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