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素浪人の生存報告

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34日目 6/17(木) 札幌市~岩見沢市

 富良野・美瑛に向け出発。土日に富良野・美瑛に入ることは避けたかったが、ドンピシャで土日に入るペースだ。美瑛には数日滞在して、観光は月曜日になってからしよう。

 新札幌駅を過ぎたあたりで、チャリダーに遭遇。ちょうど同じ方向を目指していたので、今日は一緒にキャンプすることにした。彼は25歳で兵庫出身、私と同じ退職素浪人族。彼からは「ニート最高ですよ」という黄金の台詞を聞けた。

 岩見沢市のキャンプ場に行ったら看板に1000円と書いてあった。こっそり無料で泊まろうとしたが、丁度管理人が管理室のシャッターを閉めに来る所に遭遇してしもうた。このキャンプ場は断念。どこかキャンプ場ではない公園を探すことにした。
 当てもなく走っていると、道路標識に「あやめ公園」と出たので行ってみる。住宅街の中にある、なかなか立派な公園だ。トイレもあるので水が使える。ここに決定。
 晩飯はシチューとジンギスカン。私のキャンプ史上最も豪華な献立だ。米も2合分くらい食った。

33日目 6/16  札幌停滞

 雨の為動かず。ライダーハウスに三泊することが決まった。
 ライダーハウスにある漫画「ブラックジャックによろしく」を読んで泣いた。
 そして、近くのスーパーに買い物に行った帰りに迷った。行きは曲がり角を一つしか曲がらず、6分程度で着いたのに、帰りは5回以上曲がり、人に道を尋ねて10分以上かかった…方向気違い!

32日目 6/15  小樽市・積丹半島日帰りドライブ

 朝9時前、ニコニコレンタカーでカローラを借りる。ペラッペラの薄い車だ。ドアもトランクの蓋(?)も異様に軽い。追突事故をしたらペチャンコになって終わりだ。
 小樽を目指して出発。車は速い。たとえカローラであっても、久しぶりの運転は楽しい。ただ、チャリンコで頑張って登った坂を、一瞬で通過してしまうのが少し悲しいが…

 チャリンコではちらっと寄っただけの小樽をレイとゆっくり歩く。小樽を観光するのは7・8年振りだ。何だか以前来た時よりも、小樽は下品な観光地になったような気がする。その土地と関係ない物を売る店がずらっと並ぶ軽井沢銀座化している。キティだの煎餅だのわけのわからんTシャツだの、わざわざ小樽で買う必要はない。
 ただ、新参者ではなさそうなお菓子屋さんのプリンどら焼きはおいしかったし、接客も下品な「売ってやろう感」がなく、自然と会話を楽しめた。そして、小樽名物の北一硝子とオルゴール館は楽しかった。レイは北一硝子で音階が「ラ」(多分)の風鈴をお土産に買った。オルゴール館では、100年くらい前のオルゴールの音色をいくらか聴かせてもらった。

 地元の人も来る飯屋で昼飯を食って積丹へ。私は名高い「積丹ブルー」を見たかったし、レイに、中国では見られない、海に沈む夕日を見せてあげたあった。
 ・・・が、小樽から積丹の方向を見ると雲が多い。天気予報によると明日は雨だから、今日はこれから雲が厚くなるのかもしれない。

 で、案の定積丹半島は曇りで、積丹ブルーも夕焼けも見られなかった。積丹の海も、曇ると新潟の海とさして変わらなく見えてつまらないなぁ。まあ、レイが「香港にはこんなところないね」と喜んでくれたから良しとしよう・・・でも積丹ブルーを拝めなかったのは残念だ。もう積丹には二度と来ることもないかもしれないしなあ。このチャリ旅に出てから、旅の楽しさは天気次第だと痛感するようになった。
 途中で、外人のヒッチハイカー2人を4kmくらい乗せた。彼らも私とレイと同じく、wwooferだった!2人は兄弟で、兄ちゃんが26歳で私と同い年、弟は22歳だった。今日は泳いだって言ってた・・・水温何度だよ。

 旭川ナンバーのレガシーB4(すごい加速だった)の後を付きまとって札幌に戻ってレンタカーを返し、ラーメン共和国で、レイが食べたことがないと言う味噌ラーメンを食べた。口に合ったようで良かった。

 レンタカーやガソリン代などは当然私が一人で出した。ラーメンも奢った。

 『僕も、以前はお兄さん達にたくさんご飯を食べさせてもらった』
 「えーそうなの」
 『だから今日僕はレイにご飯をあげた』

 その内わかってくれるかな?
 私は今回の旅でも旅に出る前にも、お兄さん、おじさん、お姉さん、おば・・・お姉様、友人、家族から多くの施しを受けて来た。皆さん私に金が無いのをご承知だからこそ私に色々と与えて下さった訳だが、その私が今回ちょっと無理をして異邦人を楽しませてあげた。それはつまり、私は間接的に皆さんのお金を使ったことになるので、皆さんに対して少し申し訳ない気持ちもある。
 ただ…レイが日本を好きになってくれて、いつか再訪してくれたらば、日本国民としては良し。皆さんからもきっとお許し頂けますよね。

31日目 6/14  札幌市滞在

 8時頃Kさん宅を出発。Kさんには来月も函館でお世話になる予定であります。

 大学の先生を訪ねる為、清田区へ。昨日来た道を、汗をかかない様にちんたら戻る。
 先生には昼食をご馳走になった。また、「現在の日本は、集団に属さず個として生きる者が生きづらい。個で生きる者が増えているが、社会保障などの仕組みがそれに追いついていない。君も、どこかで信念と折り合いをつけて落ち着いたら?」というお話を賜った。
 まー、日本人は、集団に属さない者を異端視したり排除したりしようとする傾向があるからなぁ。私はどうしましょうかね。自由でいさせてもらえるこの環境はとても居心地が良いのだけれど、このまま行けば、いずれ自由の代償を払うことになるだろうしな。ばってん、「なるようになる」としか思っておらず、全然悩んでないんだげっちょ…。

 今日は硫酸山で知り合ったレイが札幌に来るので、私も札幌に滞在してレイを案内してやる。ごてごてした荷物と自転車を手軽に預けるには、ライダーハウスが一番良いので、清田区を後にし、南区のライダーハウスへ。相変わらず道がわからず、人に尋ねながら何とか辿り着いた。北日本の人たちは皆親切に道を教えてくれます。

 ライダーハウスで知り合った岐阜県在住の学生ライダーKちゃんと共に札幌(札幌市の中心地のことを私は「札幌」と呼ぶ)へ。レイと合流し、すすきのの「すし処 たか」へ。1貫100円の回ってない寿司屋。サバと紅トロが旨かったねぇ。

 明日はレンタカーでレイと小樽・積丹に行くことにした。

三十日目 6/13 千歳市~札幌市

 

 

 午前中に急いで44km漕いで、札幌市に戻った。平均時速は20kmくらいだった。路線バスとあまり速度が変わらないね。
 今日は、大学時代に入っていた草野球チームのチームメイトKさん宅にご厄介になります。昼間に日ハム対中日戦を観に行ってドアラを撮りました。
 これからジンギスカンであります。

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職業:
素浪人
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