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素浪人の生存報告

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6月25日 岡山市〜相生市

 酷い悪夢を見て、寝た気がしない。多分相当うなされていたことだろう。歯ぎしりも激しかったようで、歯が疲れている。体調悪し。

 7:45くらいに宿を出た。割と早いでしょう。
 昨日よりは暑さはましだが、やっぱり日差しがきつい。今日も真夏日だ。

 9時7分に備前長船刀剣博物館に到着し、展示してある日本刀をよだれたらしながら見た。あまりにも美しい。その上に殺傷力も優れているというのだから、たまりませんな。
 高知の遍路用品店の日本刀好きなじいさんが、「刀は一家の守り神だから持っておいた方がいい」と言っていたのも頷ける。もしも金持ちになったらば、刀を買おう。

 その後、汗をかきまくりながら姫路を目指したものの、届かなかった。
 今日も失敗作の日だった。ipadで1時間も宿探しをしたのが無駄だった。結局宿を決め切れんかったし…。
 更に、無料で泊まれるキャンプ場を何となく通り過ぎて、泊まるあてもないのに先に進んでしまったのもOBAKAだった。
 どーも私は寝る場所決める時に凄く優柔不断になるようだ。明日から改善しよう。

 結局、相生市の公園内にある歴史民族資料館の入り口にテント張った。必殺の公共施設軒下睡眠。



 ところで、銭湯で体重測ったら、56.9kgだった。対数日前から2kg減ったよ。これはもしや、ダルビッシュがツイッターで言ってた「カタボリック」(燃やす脂肪がなくなって、筋肉が燃やされちゃう)というやつなのでは?
 主食がカロリーメイトだからな。多分運動量に対して食事の量が足りていない。

6月24日 小豆島〜岡山

 3度寝か4度寝して起きたら9時過ぎとった。あじゃぱー。
 かんかん照りで、午前中からクソ暑くてやる気が出らん。出らん!!で、キャンプ場出発が12時。さっすが〜

 とりあえず岡山へ渡ることにしてフェリー乗り場へ漕ぎ漕ぎ。
 左のヒラメ筋が痛い。この痛みには覚えがある。お遍路で傷めたやつだ。筋肉が損傷して熱を持ってる状態だ。昨日アップダウンを漕いだ後に長湯したのはまずかったやもしれんな。
 右の足首も相変わらず良くないし、小豆島旅行は失敗作だ。まあ、旅の全てが成功するなんてことはないんだ。と、自分を納得させようと頭の中で言い聞かせた。

 岡山新港に14:10に到着。小豆島より暑い暑い暑い暑い。。。。。
 今日もサボって宿を取り、明日こそは暑くなる前に出発しようということにした。宿の場所も値段も若干失敗した感があるが、しょんなか!旅の全てが成功する訳ではないんだと(略)。
 暑すぎて、8kmくらい漕いだだけで気分が悪くなった。これから、日本一暑い地域と思われる京阪神へ向かうのですよ…。今から憂鬱。

6月23日 小豆島2日目

 朝、ご飯炊いてレトルトカレー。去年北海道でよくやった朝食メニュー。手軽でよかです。

 貴重品以外は全てキャンプ場に置いてサイクリング。日差しがものすごく強く、その上梅雨の間の晴れ間なので湿気が凄くて、クソ暑い。汗がぶわーーっと吹き出る。
 おまけに、最初に選んだ道が、アップダウンというより峠。汗かきすぎたのか、めまいがした。



 峠を越えたとこにある、中山千枚田という棚田。山の中の棚田なので、周りの景色が閉ざされていて、姨捨の棚田程綺麗じゃない(僕の贔屓目かもしれない)。


 実は小豆島にも88ヶ所霊場があって、開場して1200年にもなるらしい。その内の1つにフラっと寄ってみて、お四国お遍路が終わってからようやく暗記できた般若心経を唱えたら、あら不思議、お遍路してた時よりも息がもつ。自転車に復帰して肺活量が増えたようだ。自転車は有酸素運動ってやつだからか?
 お経を詠んだ後、お寺のおばちゃんが缶ジュースをお接待してくれた。お四国のお寺の人より大分感じがいがった。お四国を全部周るには時間がない、という人には小豆島88ヶ所はお勧めだ。

 山を降りて道の駅に寄ったら、車でお遍路やら日本一周やらしている岐阜から来た還暦過ぎのご夫婦に出会った。旦那様の方はご多分に漏れず、「自慢系じいさん」だったが、岐阜でボランティアガイドをしてるらしく、「岐阜に来たら案内するので寄って下さい」と名刺をくれた。あと、奥様が昼食にお握りを握って下さった。岐阜にコネが出来たぞ。

 夕方、スーパーに寄ったら、夫婦か恋人同士の外人チャリダーと出会った。オランダから一ヶ月のばけーしょんで来たそうだ。「日本は何処ででも無料でテントが張れていいね」と言っていた。うむ、特に外人はやりやすいだろう。田舎の暇な職質ポリ公も「わし英語わがんねえけん、職質でぎん」と彼等を敬遠するやろし。



 しかし、やっぱり西ヨーロッパは長期休暇が豪勢だねえ。日本も、今回の節電サマーをきっかけに、1ヶ月ばけーしょんを取れるお気楽社会にならんものか。そしたら自殺者も失業者も減ると思んだけどな。
 ま、現状、日本の会社は非正規雇用とか名ばかり管理職を増やして、賃金減らすことしか考えてないようだから無理か。政治も馬鹿なことばかりやってるし、若者や子供達にとっては先行き明るいとは言えん。
 ばってん、今は日本が変わるチャンスなんは確かなんじゃよなぁ。心にゆとりのある国へと、何とか変わって欲しい。



 今日は、アップダウンが結構きつくて、気力を削がれた。観光に回す余力がなく、ただ自転車を漕ぐという、あまり意味のない過ごし方をしてしまった!
 どうも離島に自転車を持ち込むと、こうなってしまう。もう離島サイクリングはやめよう。私の場合、離島に関しては車の方が楽しめそうだ。

6月22日 小豆島

 7時にカラオケボックスを出、近くのすき家で朝食。これで、今日は久し振りに3食きっちり食べることになる。

 8:35のフェリーに乗った。フェリー内のテレビではなまるマーケットが流れており、変なサークルを特集するコーナーで、なんと「野宿野郎」が取り上げられていた。これはテンションが上がるぜ!
 メンバーのおじさんが、野宿をすることで「可能性が広がる」と言っとった。わかる。私は野宿経験がまだまだ浅いが、旅の選択肢が増えたし、もし家が地震で潰れたとしてもテント泊で耐えられる。


 10時に小豆島着。右足首の捻挫が治らないので、今日は動かない。図書館で時間を潰し、定食屋で昼御飯を食べ、15時頃にキャンプ場へ。
 キャンプ場には2泊することにした。明日は荷物をキャンプ場へ置き、身軽になって小豆島のアップダウンをいなすぜ。明後日はなるべく早く片付けて、岡山へフェリーで戻りフルーツパフェを意地でも食べる。フルーツパフェを食べなきゃ岡山に来た意味がない。。。ってこともないだろうけんど。そういや吉備団子も食べとらんな。

6月21日 岡山〜直島〜玉野

 いつも通り10時にチェックアウトしてから、岡山駅前をぶらっと流した。


 この街は、もう一日ぐらい見物してもいがったかな。でも、今ひとつ愛着の沸かなそうな気のする。わしの好きな高知や松山とは何か違う…。街にいる人の雰囲気かなー。岡山は都会過ぎるんじゃな。
 色んな街を巡っとる内に、街の空気感を敏感に察知出来るようになった。


 卸売市場で朝昼御飯に海鮮丼を食べ、


 今年一番の暑さの中、玉野市のフェリー乗り場までチャリ漕いで、直島へ。

 地中美術館というやつに入った。入場料2000円。カプセルホテルに泊まれるよう…。まあ、モネさんの絵が綺麗だったさけ、いいか。

 直島のあちらこちらに芸術作品が転がっているのかと思うとったばってん、それは芸術祭の時だけのようでしたんこぶ。残念!
 直島から見える高松が恋しかったよ。いとしのお四国、讃岐うどん。


 直島から小豆島へ行くつもりだったが、せんべい屋のおじさん曰く、そげな船は昔廃止になったそうな。玉野市か高松まで戻って小豆島フェリーに乗らんといけんらしい。そんなら高松まで行ってうどん食べたい。しかし、高松行きのフェリーは既に最終便が出てしまったらしい。あーもう。朝ダラダラしようけん、こげんこつなるとよ。

 玉野市まで戻る。でもその前に直島の有名な芸術銭湯じゃ。


 湯船のタイルに春画が印刷されてたり、飾りの陶板に「十代」「情事」「年上」と書かれてたりした。助平なおやじが作ったにちげえねえ。女湯の方はどうなっちゅうのか気になる。面白い銭湯だった。




 玉野で晩御飯にお好み焼きを食べ、カラオケボックスで寝ようか、公園で寝ようか迷ってうろうろした。
 旅客船乗り場近くの公園で寝ようとしたら、まだ深夜まで便があることが判明した上に、7、8台のバイクがぶるぶる音を立てて来たので、カラオケボックスに逃げた。今宵は宿泊にお金使いたくなかったのに〜。

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旅烏になり申す。

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