カテゴリー「旅 II 蝦夷地〜東北太平洋」の記事一覧
- 2024.11.22
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- 2010.08.14
71日目 7/24 六戸町〜八戸市
- 2010.08.13
70日目 7/23 奥入瀬渓流!~六戸町
- 2010.08.12
69日目 7/22 むつ市〜十和田市
- 2010.08.12
68日目 7/21 薬研温泉~恐山~金谷沢(全部むつ市内)
- 2010.08.11
現状報告
71日目 7/24 六戸町〜八戸市
- 2010/08/14 (Sat)
- 旅 II 蝦夷地〜東北太平洋 |
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雨と雷の音で安眠出来ず。朝になっても雨は降ったり止んだり。
開店前の道の駅で雨宿りをしていると、昨日のとっつぁんの奥さんがおにぎりと漬物を持って来て下さった。ありがとうございます。
道の駅開店後に食べた芋餅。うめがんした。
今日は隣の八戸市止まりだ。距離は稼がない。
イオンの下田ショッピングセンターの本屋で漫画を二時間くらい立ち読みした。怠ける日です。動きません。外は暑いです。
その後、八戸市の八食センターという、海産物やお土産品が大量に集まる素晴らしい一般向け市場でウィンドウショッピング(?)をしてから、市内へ向けちょっと進んで、歩道で地図を見ていると、
「何処へ行くんですか?」
と自転車に乗ったお兄さんに声をかけられた。
『下痢雨が怖いので、図書館(の軒下)にテント張って寝ようかと思って』
と言い、いつも通り「埼玉から日本一周」自己紹介をしたら、お兄さんが
「うちに泊まる?」
とおっしゃったので、私は喰いついた!下痢雨を恐れながら市街地でテントを張って寝るのと、家の中で寝るのとでは天と地程の差がある。かなり嬉しい。わあい。
このお兄さん(以下「コナンさん」)も東京から山形の実家まで自転車で旅したり、カヌーをしたり、アウトドア好きの人で、チャリンコ旅人を見ると声をかけるようにしているらしい。また良い人に拾われた。
コナンさんはこれから彼女の勤める喫茶店に行くところだったということなので、浮浪者の私も着いて行った。
涼しい店内でパフェを食べてくつろぎ、コナンさん(山形)・彼女(八戸)・店員さん(岩手県宮古・沖縄の血も入っている)と、旅や県民性についておしゃべりした。岩手県は方言が薄く、車の運転がおっとりしているらしい。そして沖縄はちゃらんぽらんな若者が多くて治安が悪いらしい。
途中からコナンさんの友達のけんちゃん(八戸)も来店し、コナンさん、けんちゃんと、コナンさんの知り合いが経営する居酒屋へ。コナンさんの彼女も喫茶店を閉めてから合流。
八戸のまちづくりやら、洋菓子やら、デジタル製品やら、日本の女は外人にモテる話やら、色々と盛り上がった。
会ったばかりの人と楽しい時間を共有する事、これぞまさしく旅の醍醐味。
この出会いは、もし何処かの信号を一つ早く通過したり、私の漫画を読む速度が少しでも遅かったりしていたら、無かったものだ。このタイミングでしか無かった出会い。
それを偶然と呼ぼうが、必然と呼ぼうが、どうでもいい。ただ私達が出会ったという事実がここにある。乾杯。
開店前の道の駅で雨宿りをしていると、昨日のとっつぁんの奥さんがおにぎりと漬物を持って来て下さった。ありがとうございます。
道の駅開店後に食べた芋餅。うめがんした。
今日は隣の八戸市止まりだ。距離は稼がない。
イオンの下田ショッピングセンターの本屋で漫画を二時間くらい立ち読みした。怠ける日です。動きません。外は暑いです。
その後、八戸市の八食センターという、海産物やお土産品が大量に集まる素晴らしい一般向け市場でウィンドウショッピング(?)をしてから、市内へ向けちょっと進んで、歩道で地図を見ていると、
「何処へ行くんですか?」
と自転車に乗ったお兄さんに声をかけられた。
『下痢雨が怖いので、図書館(の軒下)にテント張って寝ようかと思って』
と言い、いつも通り「埼玉から日本一周」自己紹介をしたら、お兄さんが
「うちに泊まる?」
とおっしゃったので、私は喰いついた!下痢雨を恐れながら市街地でテントを張って寝るのと、家の中で寝るのとでは天と地程の差がある。かなり嬉しい。わあい。
このお兄さん(以下「コナンさん」)も東京から山形の実家まで自転車で旅したり、カヌーをしたり、アウトドア好きの人で、チャリンコ旅人を見ると声をかけるようにしているらしい。また良い人に拾われた。
コナンさんはこれから彼女の勤める喫茶店に行くところだったということなので、浮浪者の私も着いて行った。
涼しい店内でパフェを食べてくつろぎ、コナンさん(山形)・彼女(八戸)・店員さん(岩手県宮古・沖縄の血も入っている)と、旅や県民性についておしゃべりした。岩手県は方言が薄く、車の運転がおっとりしているらしい。そして沖縄はちゃらんぽらんな若者が多くて治安が悪いらしい。
途中からコナンさんの友達のけんちゃん(八戸)も来店し、コナンさん、けんちゃんと、コナンさんの知り合いが経営する居酒屋へ。コナンさんの彼女も喫茶店を閉めてから合流。
八戸のまちづくりやら、洋菓子やら、デジタル製品やら、日本の女は外人にモテる話やら、色々と盛り上がった。
会ったばかりの人と楽しい時間を共有する事、これぞまさしく旅の醍醐味。
この出会いは、もし何処かの信号を一つ早く通過したり、私の漫画を読む速度が少しでも遅かったりしていたら、無かったものだ。このタイミングでしか無かった出会い。
それを偶然と呼ぼうが、必然と呼ぼうが、どうでもいい。ただ私達が出会ったという事実がここにある。乾杯。
70日目 7/23 奥入瀬渓流!~六戸町
- 2010/08/13 (Fri)
- 旅 II 蝦夷地〜東北太平洋 |
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奥入瀬~。地図には「日本一の渓流美」と書いてある。更に、観光センターの掲示板に、「50年ぶりに来たが、変わらない景色に感動した」と書いてあった。
見所が多過ぎて、いちいち写真を撮っていたらきりがねえ。テレビでしょっちゅう取り上げられるのも理解できるわ。ここまでチャリンコで旅してきて、景色に感動することは殆ど無かったが、奥入瀬は素晴らしい。
ただ、河口までの10キロちょいの遊歩道が川沿いにあるので、奥入瀬を満喫するならそこを歩くべきだろう。自転車では駄目だ。次は秋に来て歩くぞ。
河口の十和田湖に着くとパラパラ雨が降って来た。
奥入瀬の後、峠を越えて八幡平を目指すか、八戸からそのまま陸中海岸を行こうか迷っていたが、恐山で本州の山に恐れをなしたのと、今日の雨とで、八戸~陸中海岸コースに決定。八幡平は車で行ったことがあるしな。
という訳で、奥入瀬渓流を戻る。戻っている内に雨も止んだ。
観光センターに着いて休憩していると、「ずっと自転車で旅してるんですか?」と40歳前後と思しき女性から声をかけられた。高校生の息子さんが自転車を始めようと考えているらしく、「自転車の知識がないとこういった旅には出られませんよね?」とか「体力がないと・・・?」とか聞かれたが、『あ~大丈夫ですよ。僕なんて全然知識ないですし、体力は後から付いてきますよ。ぜひ息子さんも始めたらいいと思います』と、無責任に勧めておいた。
それにしても、この奥さん、若いころはモテただろうな。スケートの岡崎に似ている。
十和田市内に入ります。ご多分に漏れず活気が無い。シャッターが閉まっとう。
ばってん、道は立派。この道路は「日本の道100選」とやらに入っているらしい。人が少ないから、歩道の広さが際立つぜ。片側の歩道だけで、埼玉の県道2車線並みの広さがある。
自分が進むべき方向がわからずにフラフラしていると、おばちゃんから「お疲れ様!」と声をかけられた。すぐそこで喫茶店をやっているので、休んでいきな~と有り難いお言葉を掛けて頂き、入店。
水、とうもろこし、枝豆、稲荷寿司をごちそうになった。久し振りにまともな物がお腹に入ったな。食欲不振で、あらゆる栄養素が不足している所だったから、助かりました。
道と、おすすめの日帰り湯もばっちり教えて頂いた。
十和田市の東隣の六戸町に入り、教えて頂いた温泉で汗を流し(いい湯だった)、出たら、おじさんに話しかけられた。東京育ちの人で、べらんめえ口調がかっこいい。
このとっつぁんは、20代の時に自殺したくなって足摺岬に行ったらしい。そこで同じような若い旅人に出会って楽しかったそうだ。やっぱ若者は旅に出るべきだぁね。
「今日は何処に泊まるんだ」と聞かれたので『この先の道の駅ろくのへにテント張ります』と答えたら、「かみさんが道の駅で働いてるから、明日の朝、何か食べ物を持っていくように言っとくよ」と言って下すった。ありがてぇ。
道の駅が閉まってから芝生にテントを張り、酒屋でアルコールを仕入れ、飲んで寝てたらゲリラ豪雨(以降、「下痢雨」 げりさめ)が降ってきた。おまけに雷まで。雷がテントに落ちたら死ぬ。まともに眠れねえぜ。
走行距離89キロ
見所が多過ぎて、いちいち写真を撮っていたらきりがねえ。テレビでしょっちゅう取り上げられるのも理解できるわ。ここまでチャリンコで旅してきて、景色に感動することは殆ど無かったが、奥入瀬は素晴らしい。
ただ、河口までの10キロちょいの遊歩道が川沿いにあるので、奥入瀬を満喫するならそこを歩くべきだろう。自転車では駄目だ。次は秋に来て歩くぞ。
河口の十和田湖に着くとパラパラ雨が降って来た。
奥入瀬の後、峠を越えて八幡平を目指すか、八戸からそのまま陸中海岸を行こうか迷っていたが、恐山で本州の山に恐れをなしたのと、今日の雨とで、八戸~陸中海岸コースに決定。八幡平は車で行ったことがあるしな。
という訳で、奥入瀬渓流を戻る。戻っている内に雨も止んだ。
観光センターに着いて休憩していると、「ずっと自転車で旅してるんですか?」と40歳前後と思しき女性から声をかけられた。高校生の息子さんが自転車を始めようと考えているらしく、「自転車の知識がないとこういった旅には出られませんよね?」とか「体力がないと・・・?」とか聞かれたが、『あ~大丈夫ですよ。僕なんて全然知識ないですし、体力は後から付いてきますよ。ぜひ息子さんも始めたらいいと思います』と、無責任に勧めておいた。
それにしても、この奥さん、若いころはモテただろうな。スケートの岡崎に似ている。
十和田市内に入ります。ご多分に漏れず活気が無い。シャッターが閉まっとう。
ばってん、道は立派。この道路は「日本の道100選」とやらに入っているらしい。人が少ないから、歩道の広さが際立つぜ。片側の歩道だけで、埼玉の県道2車線並みの広さがある。
自分が進むべき方向がわからずにフラフラしていると、おばちゃんから「お疲れ様!」と声をかけられた。すぐそこで喫茶店をやっているので、休んでいきな~と有り難いお言葉を掛けて頂き、入店。
水、とうもろこし、枝豆、稲荷寿司をごちそうになった。久し振りにまともな物がお腹に入ったな。食欲不振で、あらゆる栄養素が不足している所だったから、助かりました。
道と、おすすめの日帰り湯もばっちり教えて頂いた。
十和田市の東隣の六戸町に入り、教えて頂いた温泉で汗を流し(いい湯だった)、出たら、おじさんに話しかけられた。東京育ちの人で、べらんめえ口調がかっこいい。
このとっつぁんは、20代の時に自殺したくなって足摺岬に行ったらしい。そこで同じような若い旅人に出会って楽しかったそうだ。やっぱ若者は旅に出るべきだぁね。
「今日は何処に泊まるんだ」と聞かれたので『この先の道の駅ろくのへにテント張ります』と答えたら、「かみさんが道の駅で働いてるから、明日の朝、何か食べ物を持っていくように言っとくよ」と言って下すった。ありがてぇ。
道の駅が閉まってから芝生にテントを張り、酒屋でアルコールを仕入れ、飲んで寝てたらゲリラ豪雨(以降、「下痢雨」 げりさめ)が降ってきた。おまけに雷まで。雷がテントに落ちたら死ぬ。まともに眠れねえぜ。
走行距離89キロ
69日目 7/22 むつ市〜十和田市
- 2010/08/12 (Thu)
- 旅 II 蝦夷地〜東北太平洋 |
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平地をすいすい参ります。平らなら楽勝。10キロなんて、あっという間だもんね〜。
横浜町の「道の駅よこはま」で朝の休憩。かぼちゃ饅頭とキュウリを買って食べ、出発。そしたら吐き気に襲われた。気持ち悪い。きゅうりが地上へ戻ってきそうだ。本州の暑さにやられたな。夏バテだ。
胃が働けていない感じがする。消化機能がかなり弱っているな。バス停では全く熟睡できなかったしな。
食欲は沸かないので、水分だけ取って進む。
明日は奥入瀬渓流へ行くのだ。妹が何年も前から奥入瀬に行きたがっていて、私が『そのうち連れて行ってやる』と約束しているので、今回は自転車で下見だ。今日はその為の移動日。今日のルート上には特に見どころはない。
てな訳で、今日は何も観ず、食わず、おしまい!
道の駅おいらせが、芝生たっぷりで素晴らしい寝床だったというのが今日のハイライト。テントはっておねんね。
走行距離88キロ
68日目 7/21 薬研温泉~恐山~金谷沢(全部むつ市内)
- 2010/08/12 (Thu)
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恐山へ。名前どおり恐ろしい・・・坂道が。晴れて暑いし、汗を滴らせながら自転車を押して登る。ああ、本州の山は恐ろしい。絶対に、もう山には進んで入らねえ。これで最後だ。
辿り着きましたる恐山。小さな盆地という感じで、噂どおり暑い。
川から温泉が湧いているようで、石が黄ばみ、川の水が鮮やかな水色(?)に濁っている。霊場っぽい雰囲気だ。
河口に橋が架かっており、「三途の川」と石に刻んである。
観光タクシーのおっちゃんに、三途の川を渡って良いのか聞いてみると、「渡って戻ってくれば大丈夫。死にたければ戻ってこなければ良い」と言われた。
ひいぃ。まだ死にたくないので、渡ってすぐに戻った。
今回は珍しく写真を沢山撮ったので、写真で雰囲気を感じてくんしゃい。
この湖も山も寺も、全てひっくるめて「恐山」という霊場となっており、死んだ人は皆ここへ来るそうだ。鮮やかな色の湖と、荒涼とした火山岩の道と、大量のお供え物と、死者を弔う人々・・・。ここでしか見られない景色だろうなあ。
で、「恐山大祭」とは、死者がどさっと来るお祭りらしい。炎天下のイタコ小屋に行列が出来ていた。私も福岡の祖母を呼び出して欲しかったが、あまりにも暑いので並ばなかった。
恐山を後にし・・・ようとしたら、また坂道が酷い。酷すぎる。北海道の峠なんて、本州のに比べると鼻くその様なものなのだな。私は井の中の蛙だった。
峠の下りで時速61km出た。新記録!坂の角度を物語っておりますなぁ。
下り切ると、意外にもニュータウンが待っていた。新しそうな一戸建てが並び、中央資本の店もある。こんな僻地にニュータウン。むつ市に一体どの様な産業があるのだろう。
何にせよ、スーパーがあり助かった。昼休憩!
休憩後、ぶらぶらしてから温泉で汗を流し、中心市街地のスーパーで夕飯の買い出し。
スーパーから出ると、外は暗くなっていた。まだ今晩の寝床が決まっていない。
無人駅を求めて南下政策を開始。5kmくらい走って着いた駅は、待合い室に扉が無い。こげなとこはいかん。虫だらけやろ。
疲れている上に日は沈み、寝床がまだ決まっていないという、心労パターンだ。旅の初日もそうだったな。
心細いまま先へ進んで次の駅に着くと、今度はきちんと扉があって個室になる待合い室だ。されど、窓が全開で小せえ虫が沢山いやがる。こぎゃんとこで眠れる訳がなか。却下!夏は無人駅を寝床として計算出来んことがわかった。虫が嫌いだ!
駅の近くに公民館のようなものと個人商店があるが、「田舎に泊まろう」みたいに飛び込む度胸が私にはまだない。
少し道を戻り、狭いバス待合所に入った。脚は伸ばせないし行き交う車の音がうるさいが、虫はいない。ま、一度はやってみたかったバス停泊だ。
辿り着きましたる恐山。小さな盆地という感じで、噂どおり暑い。
川から温泉が湧いているようで、石が黄ばみ、川の水が鮮やかな水色(?)に濁っている。霊場っぽい雰囲気だ。
河口に橋が架かっており、「三途の川」と石に刻んである。
観光タクシーのおっちゃんに、三途の川を渡って良いのか聞いてみると、「渡って戻ってくれば大丈夫。死にたければ戻ってこなければ良い」と言われた。
ひいぃ。まだ死にたくないので、渡ってすぐに戻った。
今回は珍しく写真を沢山撮ったので、写真で雰囲気を感じてくんしゃい。
この湖も山も寺も、全てひっくるめて「恐山」という霊場となっており、死んだ人は皆ここへ来るそうだ。鮮やかな色の湖と、荒涼とした火山岩の道と、大量のお供え物と、死者を弔う人々・・・。ここでしか見られない景色だろうなあ。
で、「恐山大祭」とは、死者がどさっと来るお祭りらしい。炎天下のイタコ小屋に行列が出来ていた。私も福岡の祖母を呼び出して欲しかったが、あまりにも暑いので並ばなかった。
恐山を後にし・・・ようとしたら、また坂道が酷い。酷すぎる。北海道の峠なんて、本州のに比べると鼻くその様なものなのだな。私は井の中の蛙だった。
峠の下りで時速61km出た。新記録!坂の角度を物語っておりますなぁ。
下り切ると、意外にもニュータウンが待っていた。新しそうな一戸建てが並び、中央資本の店もある。こんな僻地にニュータウン。むつ市に一体どの様な産業があるのだろう。
何にせよ、スーパーがあり助かった。昼休憩!
休憩後、ぶらぶらしてから温泉で汗を流し、中心市街地のスーパーで夕飯の買い出し。
スーパーから出ると、外は暗くなっていた。まだ今晩の寝床が決まっていない。
無人駅を求めて南下政策を開始。5kmくらい走って着いた駅は、待合い室に扉が無い。こげなとこはいかん。虫だらけやろ。
疲れている上に日は沈み、寝床がまだ決まっていないという、心労パターンだ。旅の初日もそうだったな。
心細いまま先へ進んで次の駅に着くと、今度はきちんと扉があって個室になる待合い室だ。されど、窓が全開で小せえ虫が沢山いやがる。こぎゃんとこで眠れる訳がなか。却下!夏は無人駅を寝床として計算出来んことがわかった。虫が嫌いだ!
駅の近くに公民館のようなものと個人商店があるが、「田舎に泊まろう」みたいに飛び込む度胸が私にはまだない。
少し道を戻り、狭いバス待合所に入った。脚は伸ばせないし行き交う車の音がうるさいが、虫はいない。ま、一度はやってみたかったバス停泊だ。
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