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素浪人の生存報告

カテゴリー「旅 II 蝦夷地〜東北太平洋」の記事一覧

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蝦夷旅写真

写真をアップロードできていなかった頃の写真を今頃載せます。北海道一周2500kmは長かった。

蝦夷に渡る前、津軽富士・岩木山。


青函トンネルをくぐり蝦夷へ上陸。結局蝦夷一周中に一番天気が良かったのはこの日だった。


ニセコ


そして私の約束の地、美瑛。



稚内へ向かう、日本海オロロンライン。バイクなら気持ち良いんだろうけど、私には退屈だった。ちなみにここはスピード取締マニアの北海道警察が取り締まっていない道路。お目こぼしってやつですな。



これはエサヌカ線という道路。退屈な上に風が強く、ただただ苦痛だった。


68才!日本縦断マラソン中のご健脚おじいさん。この方との出会いは刺激になった。年をとってもこうありたいな。


夕暮れ時になると毎日曇っていた6・7月の蝦夷にあって貴重な日没の眺め。


蝦夷一周、いや日本一周のハイライト…?最強のソフトクリーム「興部アイス」。地球を代表するソフトクリームであることは間違いない。これと同じ原料を使ったアイスが通販でも売られいるが、現地で食わねえと真髄は味わえんだろう。何故ならば、現地では朝とりたての牛乳で作ってくれるからだ。あーうめがった。ほんとうにうめがった。絶対にまた食べに行くぜ。

87日目  8/21  いわき市勿来(なこそ)~茨城県かすみがうら市

 すぐに茨城入り。旧国名でいう常陸(ひたち)。
 いわきもそうだったが、太平洋沿いは涼しい。海風があるし、内陸より湿気も少ない。いわき~日立辺りは、夏は暑くないし、冬は雪積もらないし、かなり暮らしやすい所なのではおまへんか。大都市からは中途半端に遠いけど・・・

 郡山から埼玉に戻るには、奥州街道をそのまま南へ下り、栃木を経由するのが手っ取り早いのだが、わざわざいわき周りで茨城に入ったのには理由がある。



 常陸太田市の圷総子(あくつ・ふさこ)さんが作る雪村(せっそん)団扇。

   

86日目  8/20  郡山市~いわき市勿来(なこそ)

 8月7日~19日の間は、郡山市滞在。Mさんの奥様の美味しいお料理を毎日頂きました。お世話になりすぎた・・・


 郡山から3日で埼玉を目指す。今日は、東日本一周における最後の高地・阿武隈越えだ。
 久し振りにフル装備でのチャリンコ漕ぎなので、最初はふらふらして危なかった。だが、「今とってる杵柄(きねづか)」だから大丈夫。すぐに体が思い出さぁ。
 天候は、晴れているものの、幸いなことに雲がよく太陽を隠してくれるので、クソ暑くはない。屋外でも、日陰に入れば休憩になる。

 国道49号は、宮古から盛岡に抜けた時と同じく、坂がゆるやかで苦にならない。助かったぁ。長沢峠という所に着いた時は、「575m」と看板に出ていて驚いた。いつの間にそんなに上ったんだろう。

 今晩は郡山の元同僚、はしともちゃんに教えてもらった、いわき市勿来の健康センターに泊まる。暑いから、埼玉に帰るまでの間、野宿はしない。
 健康センターに向かう途中、5月に新潟で寄った美月堂さんで教えてもらったいわきの和菓子屋・ふくみやさんに寄った。1人で和菓子屋さんリレー。ふくみやさんでも、面白がってもらえた。和菓子と、健康センターの四割引券を頂いた。そして千葉の和菓子屋さんを教えてもらった!

 ふくみやさんから20km走って健康センターへ。もう、茨城は目と鼻の先だ。今日は郡山からよう走った。
 健康センターは大きな風呂、ビアホール、レストラン、ホテル、宴会場、休憩所、仮眠室が一体となっている。でかい。入場料と深夜料金を払えば仮眠室で眠れる。貧乏旅人には大変ありがたい施設だ。
 仮眠室といっても、フェリーの二等雑魚寝などよりは数段快適で、睡眠用マットが整然と並んでおり、いびきのうるさい人から離れればゆっくり眠れる。


走行距離100キロ

85日目  8/7  福島市~郡山市

 国道4号を郡山へ向け走る。福島県の道端はガラスの破片が多い。これまでの旅路の中では最悪だ。ガラスが途切れないので、用心しながら進まねばならない。

 坂の角度は岩手県に比べると大したことないのだが、福島県もアップダウンだらけで苛々する。上り下りの繰り返しでメリハリがない。上りなら上り!下りなら下り!とはっきりしてほしい。
 そんな中、歩道を丸々占拠して停めてある車に出くわして、ぷちっと切れた。歩道の幅と車の幅が同じだから通れねえ。車の中に人はいない。ぶん殴ってへこませてやろうかと思ったが、それでは車が可哀想なので止めた。車に罪はない…。車体を少し引っかく程度に抑えた。
 だが、苛々は収まらない。アップダウンといい、自動車最優先の道路造りといい、馬鹿な駐車といい、もう怒った!交通量の少ない交差点は、全て信号無視。…って、怒ったところでこの程度のことしか出来ないのが、我ながらかわいいな。

 福島市から郡山市への道程は、下りよりも上りの方が多い印象だった。郡山市は平地が広がる町だが、意外と標高が高いな(後で調べたら、郡山市役所が標高約245m、福島市役所は65m)。
 郡山市内で少し迷ったが、無事、元同僚・Mさん宅に到着。お世話になります。

 


 お昼ごはんを頂き、「都路灯まつり」へ。1万本の竹筒の中に蝋燭を灯す幻想的なイベントでござる。

↓昼間


↓夜



走行距離55キロ

84日目  8/6  宮城県白石市~福島県福島市

 今日は、宮城県白石市と福島県国見町を分ける国見峠を越えて福島県入りする。

 国見峠は地図に「ゆるやか」と書いてある通りに楽なのだが、いかんせん今日も朝っぱらからクソ暑い。峠の途中に商店があったので、アイスを求めて入店。ガリガリ君を買い、お店の中に座らせてもらった。コーラも買った。
 店のおばちゃんが、「朝ごはん食べたの?」と売り物のパンをくれた。暑すぎて食欲は沸かないが、朝ごはんを食べていなかったので有難い。
 おばちゃんから、「以前はこの道もチャリダーが多く、隣の家のおじさんが彼らをよく泊めてあげていた」とか「白石の下の方より、標高の高いこの辺りの米が旨い」とか「この峠は、冬は風が強くて、たまに車が横転する程の難所だ」とか、地域情報を聞いた。土地の人の話を聞くのは楽しい。
 私は完全にくつろいで、カップラーメンと麦茶まで頂いてしまった。ラーメンを食べながら、『恩返ししないとなあ』と、しみじみ思った。


 国見峠を越え、本日福島市でお会いするNさんの故郷である桑折町(こおりまち)に入った。国道はつまらないので旧道に折れると、古民家を利用した町興し施設らしきものがあったので入ってみた。
 中にいるおばちゃん達にことわって畳に上がらせてもらった。ここは、野菜や加工食品等の販売も行っているが、観光客の為の休憩所も兼ねている様だ。NHKの「街道てくてく旅」で、卓球の派手なおねーちゃん(四元さん)も来たらしい。
 『自転車で旅しとるんです~』と、いつも通り自己紹介し、こちらでも麦茶と桃をご馳走になった。今年初の桃!福島県特産桃!旨い!旅の最中に桃がスーパーに出始めてから、ずっと食べたかったのだが、1個100円(私にとっては高級嗜好品)なので我慢してきたのだ。

 おばちゃんにNさんの話をしてみた。すると、やっぱりNさんのことを知っていた。というか、Nさんはよくここに来るらしい。
 Nさんは、私が昨年度郡山で働いていた時にお世話になった、「福島県興し」を実践していらっしゃる偉い方。福島県の星です。



 おばちゃんから「お昼ご飯食べていきな」と言われたので、こちらでも完全にくつろいで、豪華なお昼ご飯を頂いた。5時間弱滞在しましたね・・・。今回は、メールの使い方をご教示差し上げたり、おばちゃんの手が届かない所にある風鈴の位置調整をしたりして、ほんの少しお手伝いが出来たから、いがったけどなぃ。


 夕方福島市に入り、Nさんと再会。Nさんは私の為に新鮮な鰹を仕入れて下さっていた。ありがたやありがたや・・・。居酒屋でNさんの仕事関係の方々と飲み会。飲み会なんて、結構久し振りだな。楽しゅうございます。

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本多
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職業:
素浪人
自己紹介:
旅烏になり申す。

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