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素浪人の生存報告

カテゴリー「旅 II 蝦夷地〜東北太平洋」の記事一覧

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83日目 8/5 仙台市〜白石市

 朝からクソ暑い。頑張ったら死んじゃう。今日福島県に入ってしまおうかと思っていたが、無理をしないで進むことにしよう。
 マスターに車で途中まで先導してもらって、お別れ。親切な人だった。宮城県に良い思い出が出来たな。


 国道4号を行く。暑い。私の救いの神であるイオンショッピングセンターやジャスコで休憩。
 あんまりにも暑いので、早目に宿に入る事にした。ipadでライダーハウスを検索したら、白石市に「ライダールームあり」と宣伝されているホテルがある。元・連れ込み宿らしいが・・・

 見た目は今も連れ込み宿だっぱ~い



 でも3000円は安い。3時過ぎにチェックイン!部屋の中も現・連れ込みだね・・・
 風呂で洗濯、自転車やドアノブに引っ掛けて干す。晩ご飯を買いに行くのが面倒なのでカロリーメイトが夕食。独りには広いベッドでお休み。



走行距離57キロ

82日目 8/4 平泉町~仙台市

 今日はちんたらしない。ちゃんと早起きして厳美渓へ。厳美渓へ行く途中、おじいさんに「高校生?」と聞かれた。『26やで』と答えると、「本当は中学生かと思った」と言われた…。私は一体いくつになるまでナメられ続けるんだろう。


 厳美渓も大したことなかった。感動なし!


 あとは奥州街道を仙台へ向かう。鬼畜道45号に比べたら、国道4号は屁の様なもの。楽ちんです。暑いけど。
 宮城県に入ると、道路のゴミが増えた。都会に近づいた証拠か。

 日が暮れる前に仙台に入れた。市民に道を聞きながら(ipadでも探せるが、んなもんに頼っていたら人と会話しなくなるので敢えて使わなかった)泉区の「水の森公園キャンプ場」へ。
 管理棟はもう閉まっているので、勝手に空いているテントサイトに入った。すると、お隣のテントサイトのお姉さんが「こんばんは~」と挨拶してくれ、いつもの流れの後、お隣のボスのお兄さん(刺青してて茶髪)が「晩ご飯一緒に食べようよ」と言ってくれた。わあーい。

 このお隣さん、ボスのお兄さん(以下「マスター」)が仙台市内でやっている居酒屋の常連客及び、その子供、そしてその子らの友達、というグループだった。
 マスターは、見た目は不良っぽいのだが、子供達の躾をかなりきちんとやっている。他人の子供にも、「ちゃんと『頂きます』って言え」と遠慮なく叱る。マスターはおそらく30代だろうが、私は、まともに子供を躾けている30代を初めて見た。
 私の中では、「30代の親=馬鹿」という方程式が成り立っているのだ。だって、街で見かける若い親は、小さな子供を夜遅くまでイオンに連れ出したり、クソガキが店の中でぎゃーぎゃー騒いでも放ったらかしにしたり、駐車場で子供と手を繋がなかったりの、馬鹿ばっかりなんだもん。まともな親は本当に見受けられない。
 だから、マスターの子供達への接し方を見て、凄くホッとした。奥入瀬渓流並に癒されたね。だって本当に世の中馬鹿親だらけで、ちょっと街を歩きゃあ殺意(長くなるので省略)

 ビールや肉やとうもろこしやスパゲティ等、お腹一杯頂きやした。


仙台弁?講座
マスターらが私のふくらはぎを見て、「筋肉いぎなりすげえ!」
「いぎなり」(いきなり)は北海道で言う「なまら」かな?





走行距離114キロ

81日目 8/3 奥州市水沢区〜平泉

 快適空間でのんびりしていたら、昼になった。今日は猊鼻渓と厳美渓と中尊寺を見るつもりだったのだが…

 ひとまず中尊寺に参ります。隣町です。中尊寺には〜、あんまきょうみないんだけど〜、とりあえず〜、いっとく?みたいなぁ

 とりあえず来てみたら、頭がクラクラする。熱中症の初期症状かな。こりゃ時間もないし、猊鼻渓は無理だ。厳美渓は南下の通り道なので、明日行ける。
 クラクラしながら参道の坂を登った。ぶっとい杉が並んでいる。歴史を感じますね。
 本堂やら何やら沢山あったけれど、やっぱり興味が沸かない。私は信仰心も歴史の知識も0だからな。
 金色堂と宝物庫は入場料が800円だった。引き返しかけた。貧乏旅人に800円は痛いよ。まあせっかくだから断腸の思いで払ったけどさ。やっぱりあまり惹かれない。
 この辺りは世界遺産になることを目指しているらしいが、観光地として整備され過ぎていて、魅力を感じませんな。岩手県内にしては金にがめついし。
 世界遺産に指定されることの何が良いのか、私には理解出来ない(ま、ブランド力と知名度アップが狙いなんだろうが)。日本全国、世界遺産とB級グルメだらけになっちまうぜ。つまらねえ。


 そんな塩梅で、金と時間と手間が勿体ない観光を済ませ、近くのキャンプ場へ。キャンプ場というより、空き地だ。草がなくて土と砂利。まあ、入場料が300円だし、経営しているのがよぼよぼのおばあちゃんだから仕方がない。
 キャンプ場には、さっき道ですれ違ったチャリダーがいた。京都出身の早稲田大学生、理系で秀才だ。秀才は、こちらから何か話す時に、いちいち説明しなくても理解してくれるから、楽だ。
 彼は自転車も自動車もイタリア物が好きで、「日本車はつまんないよね」と話が一致した。更に、「森ガールと山ガールは鬱陶しい。チャラチャラしやがって!」という価値観も一致した。もし彼と一緒にキャンパスライフを過ごしていたら、確実に仲良くなっていたな。

 日が落ちてから、もう1人チャリダーが来た。アイスランドをチャリンコで旅したんだと。良いね。色んな人がいるわい。

走行距離23キロ

80日目 8/2 盛岡市~奥州市水沢区

 盛岡から、南下を再開。都市郊外の、ロードサイド店が並ぶ立派な道路を快走。道は平らで、歩道も広く、綺麗で、自転車を漕ぐことを久し振りに楽しいと感じる。力まなくても、スイスイーっと時速30kmくらい出る。上り坂で鍛えられたんだなあ。

 夏休みに入ったので、チャリンコ学生が増えてきたようだ。秋田から1日で奥羽山脈を越えて来たつわもの達と、スポーツ用品店で出会った。



 スポーツ店の休憩コーナーで、昨晩買ったコーラ味のチューハイを飲んだら、お腹が痛くなった。慣れないことはするもんじゃねえな・・・。快走終了。
 花巻市のマルカンデパートのソフトクリームが昼ごはん。お腹が空かんのです。




 例によって活気のない地方都市・花巻。日本の地方都市はほぼ壊滅やね。と言うより、日本自体がもう駄目か。さよーならー。


 奥州市あたりの、散居集落やら城下町やら武家屋敷やらを観るつもりだったが、面倒くさくなってやめた。観光地まで行くのがめんどくさーい。

 水沢で温泉に入ってスーパーで買い物をしたら、また外が暗くなった。いつもの如く、まだ寝床を得ていない。
 町のおじいさんに、『水沢公園でテント張って眠れますかね?』と聞いたら、大丈夫だろう、と言って頂けたので公園で寝ることにした。

 で、公園の場所を確認する為に町の案内図を眺めていたら、おじさんに話しかけられた。このおじさんに『公園で寝るんです』と言ったら、「俺のマンションに空き部屋があるから、一晩貸してあげるよ。公園で虫に食われながら寝るより良いだろう」と大変有難いお申し出をしてくだすった。
 あー、ありがたい。下痢雨の心配をしながらテントで眠るのと、屋根のある人工的な空間で眠るのとでは、雲泥の差がある。そうさ、俺は温室育ちのもやしっ子兼箱入り息子よ!アウトドア野郎ではないの!
 てな訳で、とっても綺麗な一室をお借りし、安心して床に就けましたとさ。


走行距離86キロ

79日目 8/1 盛岡さんさ踊り

 その昔、南部盛岡城下に羅刹鬼(らせつき)という鬼が現れ、さんざんな悪さを働きました。
 困り果てた里びとたちが、三ツ石神社にこの鬼の退散祈願をしたところ、その願いを聞き入れた神様がこれをとらえ、二度と悪さをしない誓いの証として境内の三ツ石の巨岩に鬼の手形を残させました(これが岩手の名の由来だといわれています)。
 鬼は西の山に退散し、喜んだ里びとたちは、三ツ石にお礼に集い、笹を手折りレンゲの花を笠にさして、さんさ、さんさと言って踊り続けました。
以来、当地盛岡は鬼が逃げていって二度と来ない場所「不来方(こずかた)」と呼ばれるようになりました。
 太鼓には、鬼の逃げ去った西の山が黒い三角形で意匠化されており、鬼が戻らぬよう、山々に響け、とばかりに打ち鳴らします。



 で、観光イベントとして1979年から始まったのが「盛岡さんさ踊り」だそうな。この祭りでは、昔から各地域に伝わる「伝統さんさ」と、踊りの難易度を下げて、伝統に縁のない人達でも踊れるようにした(失礼な紹介文だ・笑)「統一さんさ」のパレードが行われる。パレードへの参加団体は、会社・学校・病院・町内会など様々。

 パレードの前、昼間に伝統さんさ踊り競演会が盛岡駅前であるので見に行った。伝統的なものに憧れやすい私としては、パレードよりもこっちがメインだよね。


 
 まずは、ミスさんさ・ミス太鼓・ミス横笛の皆さんによる統一さんさ。個人的には、この髪型は全く好みではない。
 でも、太鼓を叩きながら、笛を吹きながら踊るのは凄いと思った。ドラム叩きながら歌うようなもんだべ(違う?)。太鼓は7kgあるらしい…

 後は伝統さんさの写真

   
衣装も地区ごとに違います

  
踊りはハードなんです
   

動画↓



http://www.youtube.com/watch?v=SnWWlYM3UZ8この踊りもお見事


 感動した。踊りも格好良かったし、何より、若者が伝統を受け継いでいるというのが素晴らしい。嫌々やっていたら、あんなに良い踊りは出来ないと思う。彼ら・彼女らからは、郷土への誇りや愛を感じたよ。眩しかった。色々と、本当に羨ましいなあ・・・
 私もやりたいなあ。花形の太鼓もかっこいいし、踊りだけもかっこいい。
 さんさ踊りは熱い。盛岡に来た甲斐があった。かなり気に入った。この伝統さんさ踊り競演会は、最初から最後まで約2時間半観た。


 続いて夜のパレード。


 スタート地点。ここから約400m踊りながら進む。太鼓の人達は、体鍛えてなきゃ無理だよねえ。大変だ。でも熱い!


 旅に出て以来断トツ一位の人口。人酔いした。

動画↓


 このお祭りは本当に気に入った。踊りを観るのがこんなに楽しいものだとは知らなんだ。おわら風の盆にも行きたくなったなぁ。

 今日は、祭りの後に野営地探しなんてする気がしないし、お祭り記念ということで、ipadでビジネスホテルを予約しちゃった。贅沢~

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本多
性別:
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職業:
素浪人
自己紹介:
旅烏になり申す。

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